2002年8月から永年に亘って全国の太陽光発電所の発電実績を集計して標準値との比較で発電性能の劣化の有無を検知したり、全国順位、都道府県単位順位を出したりして太陽光発電ユーザーに愛されて来たソーラークリニックさんが残念ながら今年4月末に更新サービスを終了されます。新たに評価方法を構築して是非再開して戴きたいものです。
これまで収集された登録発電所5,264件の登録データをもとにその属性を纏められています。太陽光発電の発展を記録する貴重なデータです。
2013年以降、登録発電所のパネル容量が10kWを超える事例が急速に増え、屋根上設置に加えて地上設置発電所の電池容量が一気に増えた事が反映されています。
2005年ころの設備利用率が12%台であったものが発電性能改善が進み2017年には14.5%まで向上している事が示されます。今後も向上を続け15~16%になり発電単価がより下がると期待されます。
HIT(4.2kW)の発電データ
4月26日(日)晴れ
太陽光発電量 24.4kWh
EF発電量(予約発電)4.4kWh
W発電量 28.8kWh
売電量 21.2kWh
買電量 0.8kWh
W発電自給率 342.9%
W発電設備利用率 24.5%
日照時間 9.9h
連系以来 3909日(10年257日)
運転モードを日照時間の多い日は昼間5時間停止の予約運転に、日照時間の少ない日はおまかせ(発電優先)にする事で経過を見る。