犬マクロ （ D80 & 90mm Macro ）

けふは９時から定期診察の日。
高脂血症の治療效果の確認のために採血檢査が豫定されてゐる。
なので、朝食は拔き。

お蔭で穗高の散歩に出掛けたのは６時５０分。
會社に出勤する時の散歩の時間だ。

穗高はこの時間だと、かつての記憶がインプットされてゐるのか、當然の如く、超ショート・コースを選擇した。
それでは、雲古をする餘裕もないので、少し散歩ルートを延長した。
途中で無事に雲古も濟ませ、角の黒ワンコの家の前にやつて來た。
案の定、穗高はそこで歩みを止めてしまつた。



＜寫眞１＞

道路の眞ん中に悠然と寢そべる穗高。
視線の先には、こちらの樣子をうかがつてゐる黒ワンコがゐる。
折しも、飛行機が飛んでゐて、穗高の右耳は飛行機の音のはうを向いてゐる。



＜寫眞２＞

黒ワンコがこちらを見つめてゐることを確認し、オモムロに仰向けになる穗高。
やはり、黒ワンコに見せつけようといふのだらう。
ワンコの世界では、飼ひ主にどれだけかはいがられてゐるかがステイタスを表はすのかもしれない。
口の裏側の白と黒のところが、なんだか、かはいい。



＜寫眞３＞

「花マクロ」があるなら、「鼻マクロ」があつてもいいぢやないか。



＜トップの寫眞＞
「鼻マクロ」から發展して、「犬マクロ」。
これは、穗高の目。
よく見ると、寫眞を撮るためにしやがんでゐる私が映り込んでゐる。




＜寫眞４＞

上の寫眞よりも、空が大きく映り込んでゐる。
道路脇にある白い家、そして私もやはり映つてゐる。
穗高の目にはこの世界はどのやうに見えてゐるのだらうか・・・




＜使用カメラ＞ ： 「 Nikon D80 」
＜使用レンズ＞ ： 「TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 （ Model 272E ）」