仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

5時半起床。

2007-07-28 06:27:51 | 日々雜感
5時半起床。
同じことを繰り返し經驗から學ばない者を、ひとはバカと云ふ。

午前2時前に、1曲だけ聽いてから寢ようとリビングへ行つた。
曲はすでに決めてゐた。
シューマンのピアノ・コンチェルト。
ピアノはベネデッティ・ミケランジェリで、オケはチェリビダッケ指揮/ミュンヘン・フィル。

ベンザリンを飮み、あまりに暑かつたのでカンチューハイを1本用意した。
1992年のライブ録音とあるが、いはゆる「海賊盤」のやうで、どうやら音源は客席に忍ばせたマイクで拾つたもののやうだつた。
それでも、なかなかクリアな音で、ホールぜんたいに響く間接的な殘響も感じられて、臨場感があつた。
演奏はピアノがよかつた。
最晩年のミケランジェリとはいへ、音の響きの美しさは見事なものだ。
「完璧主義」と云はれ、響きを追及するあまり「躍動感に缺ける」と云はれることもあるピアニスト。
あれ?
これはチェリビダッケもそんなことを云はれていなかつたつけ?
確かに、どうやらこの2人は似たところもあるやうな氣がする。
たいてい30分ほどの演奏時間なのに、この演奏は35分ほどかかつてゐる。
でも、演奏は氣に入つた。

2枚組のCDだつたので、もう1枚聽いてみることにした。
こちらは、同じコンビによる、ベートヴェンの「皇帝」とグリーグのPコン。
ただし、録音年代は1970年代で、2人ともまだ若い。
「皇帝」の1樂章の途中で眠つてしまつたやうだ。
あとは、まつたく記憶にない。
2曲のトータル演奏時間は約1時間。
3時半頃には終はつてゐた筈だが、氣が付いたのは5時半。

外はすでに明るい。
きのふと同じやうなことを繰り返してしまつた。
睡眠藥を飮みつつ、チューハイを飮むなんてことは、決して良い子のすることではない。
しかし、それにしても見事なものだ。
ああまで、急に落ちてしまふとは思はなかつた。
逆に云へば、寢つきが良くなるといふことだなあ、なんて思つたり。

2時間熟睡したが、座椅子で寢てゐたので、背中と尻が痛い。
もう一度寢直すか、それともこのまま起きてゐるか・・・
そろそろ嫁はんも起きて來さうだし、このまま起きてゐることにしよう。


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3 コメント

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さとっちさん (仙丈)
2007-07-29 01:46:54
酒を飮むと血管が廣がつて、血流が良くなります。
その状態で睡眠藥がからだに行き渡るのです。
さうすると、あつといふ間に眠り込んでしまふといふわけです。
その早さは思ひの外、強烈でした。

私はいま流行りの、1分間に5千囘振動する腹卷のやうな機械も使つてゐます。
その所爲かどうかはわかりませんが、ウエストが6cmほど細くなりました。
昔(6年以上前)の短パンがまたはけるやうになりました(笑)

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EMS (さとっち)
2007-07-28 19:48:42
間違えました。m(__)m
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お酒と睡眠薬 (さとっち)
2007-07-28 19:46:22
相性は良くないと聞いていましたが
強く効きすぎるだけなんですね。
ということはもっと強い睡眠薬がいいのか?
http://www.news.janjan.jp/living/0604/0604242888/1.php
ふむふむ、最近の睡眠薬は昔と違うのですね。
今まで偏見持っていました。
お酒は良くないみたいですね。
寝酒といいますが、寝酒より睡眠薬のほうがいい?
とここには書かれていますが
本当なのか、どうなのか?また調べてみたいと
思います。

そういえばhttp://blog.goo.ne.jp/str05/e/fe6ec8dc37f3d0b165119a5c31aef223
整骨院でESM治療をしています。
わずか1週間くらいで筋肉がつきました。
筋肉疲労もあって良く寝られます。
これもいいかもです。
メタボも解消できて、スポーツジムに行けない方には
いいかもです。
筋肉ついてびっくり(@_@。
脂肪が筋肉に変わるようですが
私の場合神経やられていますので
その後筋肉を動かす訓練してます。
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