【 第８５回 箱根駅伝 】 東洋大學が復路も制し、初の總合優勝！

第８５囘箱根驛傳は、往路優勝の東洋大學が、復路も制して初の總合優勝を決めた。
２位は早稻田大學、３位は日本體育大學。
１位から３位は往路の順位そのままの結果となつた。

東洋大學は１９３３年（昭和１８年）の第１４囘大會に初出場して以來、６７囘目の出場で、見事に總合優勝の榮冠を手中にした。
復路では飛拔けて強い選手がゐたわけではないが、それぞれの走者の粒が揃つてゐたといふ印象を受けた。

早稻田は６區で逆轉したものの、８區で再逆轉を許し、１６年ぶりの總合優勝には手が屆かず、２年連續の２位となつた。
１０區走者の三戸選手はじはりじはりと差を詰めたが及ばず、ゴール時點では４１秒差。
よく頑張つたと思ふ。

昨年優勝の駒澤大學は１３位で、まさかのシード落ち。
こんな結果を豫想できた人は誰もゐないだらう。

明治大學は８位。
なんと４３年振りにシード權を獲得した。
そんな長い間シード權を獲得してゐなかつたのかと、むしろ驚いた。

城西大學が選手の不調で途中棄權したのは殘念。
襷をつないでゆく驛傳といふ競技ならではの悲劇だ。

出場２３校のうち城西を除く２２校が「繰上げスタート」にならず襷をつなぐことが出來たのは素晴らしい。
３３年ぶり出場の青山學院大學や今囘初出場の上武大學もよく頑張つたと思ふ。


＜追記＞
母校が快擧を成し遂げたからには、檜山や今岡は頑張らないと。
特に今岡、年俸に見合ふ働きをしてくれよ！