仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

読書録 2025年1月上旬

2025-01-11 05:38:00 | 読書録(備忘)
1月8日読了『地の日 天の海』(上下) 内田康夫2008年刊行初読。内田康夫といえば浅見光彦シリーズをはじめとする推理小説。このような歴史小説を書いているとは知らなかった。若き日の天海(随風)の物語を読むのは初めてのこと。元号で云うと、天文、弘治、永禄、元亀、天正の時代で、信玄、謙信、信長、秀吉、家康の活躍した時代。随風(天海)は、三島の『豊饒の海』における本多繁邦のような存在で、彼の視点から . . . 本文を読む
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