きのふのニュースで衝撃を受けた。
京都大學アメリカンフットボール部の元選手たち3人が2人の女性を強姦したとのこと。
この3人はいづれも4囘生なので、秋のリーグ戰が終はつて引退してゐる。
それで「元」が附いてゐるわけだが、嚴しい選手生活が終はつて破目を外してしまつたらしい。
破目を外したと云つても、その外し方が問題だ。
ニュースによれば、この3人は、そのうちの1人の部屋で2人の女性と一緒に「鍋パーティ」をしたらしい。
そして燒酎の廻し呑み。
ここまでは、學生であれば誰でもしてゐさうなことだ。
問題はこのあと。
醉つ拂つて意識をなくした女性2人に對して性行爲に及んだといふわけだ。
3人のうちの一人は、
「自分は性行爲はしてゐないが、女性たちに意識がないやうには見えなかつたので、止めなかつた」
と云つてゐるらしい。
確かに合意のもとであれば止めるのは野暮だらうが・・・
この手の問題にはいつも「合意」形成がなされてゐたかが焦點になる。
もちろん、ほんたうに合意がなされてゐるのであれば訴へられることはない筈だ。
訴へられたといふことは、「合意」した行爲ではなかつたと考へるのが妥當だらう。
酒が入つて判斷力が低下してゐたのだらうとは思ふものの、意識のない女性にそんなことをしたらどうなるかは判斷できる筈だ。
中學生や高校生の子供でもあるまいし!
彼らには猛省を促したい。
さて、氣になるのはアメリカンフットボール部の對應だ。
水野監督は、後輩達に罪はないといふ意味の發言をされた。
それはもつともだと思ふ。
彼ら3人は既に引退したOBだ。
OBのした不祥事の責任を現役選手達に負はせるのは如何なものかとも思ふ。
たとへば50歳のOBが不法行爲をした責任をとる必要はないだらう。
それとも、卒業するまでは、現役選手たちに連帶責任をとらせるか?
日本では、スポーツに精神修養の側面が期待されてゐたりするし、團體スポーツの場合は特に連帶責任といふ考へも根強い。
さうした風土からすれば、なんらかの謹愼をするといふはうが、無用な波風を立てることもないかもしれぬ。
理屈は通らないが、あへてさうするといふ判斷もあるだらう。
私はOBがしたことで現役選手が謹愼するのはナンセンスだと考へる。
そんなことをしてゐたら、大昔在籍してゐたOBが犯罪を犯しても、現役選手達が謹愼しなくてはならないことになる。
OBといふ屬性のなかで、線を引いて、ここまでなら連帶責任、これ以降は無關係などとすることは理にかなはぬだらう。
大學當局としては在學中の學生の犯罪だといふ意味で責任が問はれても仕方ない部分はあるかもしれない。
しかし、アメリカンフットボール部が謹愼することはないと思ふ。
現役選手がしたことではないのだから。
それにしても、情けない話だ。
3年半もの嚴しい練習を積んできたことで、人間が鍛錬されたといふことはないのだらうか。
京大アメリカンフットボール部のイメージダウンはもちろんのこと、京都大學のイメージダウンにもなる。
現役選手諸君、アメリカンフットボール部OB諸氏の心中や如何に・・・
京都大學アメリカンフットボール部の元選手たち3人が2人の女性を強姦したとのこと。
この3人はいづれも4囘生なので、秋のリーグ戰が終はつて引退してゐる。
それで「元」が附いてゐるわけだが、嚴しい選手生活が終はつて破目を外してしまつたらしい。
破目を外したと云つても、その外し方が問題だ。
ニュースによれば、この3人は、そのうちの1人の部屋で2人の女性と一緒に「鍋パーティ」をしたらしい。
そして燒酎の廻し呑み。
ここまでは、學生であれば誰でもしてゐさうなことだ。
問題はこのあと。
醉つ拂つて意識をなくした女性2人に對して性行爲に及んだといふわけだ。
3人のうちの一人は、
「自分は性行爲はしてゐないが、女性たちに意識がないやうには見えなかつたので、止めなかつた」
と云つてゐるらしい。
確かに合意のもとであれば止めるのは野暮だらうが・・・
この手の問題にはいつも「合意」形成がなされてゐたかが焦點になる。
もちろん、ほんたうに合意がなされてゐるのであれば訴へられることはない筈だ。
訴へられたといふことは、「合意」した行爲ではなかつたと考へるのが妥當だらう。
酒が入つて判斷力が低下してゐたのだらうとは思ふものの、意識のない女性にそんなことをしたらどうなるかは判斷できる筈だ。
中學生や高校生の子供でもあるまいし!
彼らには猛省を促したい。
さて、氣になるのはアメリカンフットボール部の對應だ。
水野監督は、後輩達に罪はないといふ意味の發言をされた。
それはもつともだと思ふ。
彼ら3人は既に引退したOBだ。
OBのした不祥事の責任を現役選手達に負はせるのは如何なものかとも思ふ。
たとへば50歳のOBが不法行爲をした責任をとる必要はないだらう。
それとも、卒業するまでは、現役選手たちに連帶責任をとらせるか?
日本では、スポーツに精神修養の側面が期待されてゐたりするし、團體スポーツの場合は特に連帶責任といふ考へも根強い。
さうした風土からすれば、なんらかの謹愼をするといふはうが、無用な波風を立てることもないかもしれぬ。
理屈は通らないが、あへてさうするといふ判斷もあるだらう。
私はOBがしたことで現役選手が謹愼するのはナンセンスだと考へる。
そんなことをしてゐたら、大昔在籍してゐたOBが犯罪を犯しても、現役選手達が謹愼しなくてはならないことになる。
OBといふ屬性のなかで、線を引いて、ここまでなら連帶責任、これ以降は無關係などとすることは理にかなはぬだらう。
大學當局としては在學中の學生の犯罪だといふ意味で責任が問はれても仕方ない部分はあるかもしれない。
しかし、アメリカンフットボール部が謹愼することはないと思ふ。
現役選手がしたことではないのだから。
それにしても、情けない話だ。
3年半もの嚴しい練習を積んできたことで、人間が鍛錬されたといふことはないのだらうか。
京大アメリカンフットボール部のイメージダウンはもちろんのこと、京都大學のイメージダウンにもなる。
現役選手諸君、アメリカンフットボール部OB諸氏の心中や如何に・・・
現役ではなく、OBのやったことだから
活動自粛はしなくてもいいのではないか
と思います。
もちろん、OBの事案は重罪ですが。
けふの朝刊によると、春季リーグには出場しないことになつたさうです。
京都大學は素人集團なので、春のリーグに出てゲームに慣れないと、秋のリーグでは勝てないでせう。
しかも、今年は新人のリクルートも自肅するらしいです。
ただでさへ部員數が少ないのに、新人が入部しないと、これから4年間影響が出てしまひます。
OBの犯罪なのにこの對應・・・
これで、これからOBといふところで一線を劃すことは出來なくなりました。
昔のOBの犯罪でも同じやうに現役選手が償ひをすることになるのでせうか・・・
どうにも理解に苦しみます。