仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

<日本シリーズ第2戰>中日2-5日本ハム

2006-10-22 22:31:17 | Sports
日本シリーズ第2戰。

中日の先發は虎キラーの山本昌。
日ハムはルーキーにしてノーヒット・ノーランもどきを演じた八木。

1囘表。
先頭の森本がヒットで出壘し、田中が送り、小笠原が三振のあと、4番・セギノールがショート・井端を襲ふタイムリー。
記録はヒットだつたが、井端本人は自分のエラーだと認識してゐたやうだ。

1囘裏。
その井端がレフトへライナー性のホームランを放ち、同點に追付いた。

その後、兩投手とも持ち味を發揮し、投手戰の樣相。

均衡を破つたのは、4囘裏の福留のホームラン。
ライトへライナーで一直線の、打つた瞬間にホームランといふ素晴らしい打球だつた。

5囘裏。
中日は追加點の絶好のチャンス。
井上、谷繁と連打でノーアウト2壘1壘で、山本昌は3壘線へバント。
これを八木が好フィールディングを見せて3壘へ送球しアウト。
2壘走者の井上のスタートが遲れたとはいへ、八木の迷ひのないプレーが功を奏した。
結局、この囘、中日は追加點を擧げられず、ゲームの行方を左右した。

7囘表。
日ハムは、金子のタイムリーで2點をとり、逆轉。
山本昌は6囘2/3を投げ、3失點で降板した。

8囘表。
セギノールが岡本から2ランを放ち、5點目。
これがトドメの一撃となつた。

これで、1勝1敗の五分で舞臺は札幌へ。
日ハムファンにとつては、札幌で優勝を決めたいところだ。
逆に、中日ファンにとつては、札幌で1勝だけでも擧げて、ナゴドで優勝を決めて欲しいところだらう。
今年の日本シリーズは昨年と違つて面白い展開になりつつある。
(昨年のことは思ひ出したくもないのだが)


ナゴヤドーム 
中日X日本ハム 2回戦(中日 1勝 1敗 0分)

【勝利投手】 八木 1勝0敗
【敗戦投手】 山本昌 0勝1敗 【セーブ投手】 MICHEAL 0勝0敗1S
【本塁打】
日本ハム:セギノール 1号2ラン(8回 岡本)
中日:井端 1号ソロ(1回 八木)、福留 1号ソロ(4回 八木)
【継投】
日本ハム:八木 → 武田久 → MICHEAL
中日:山本昌 → 平井 → 岡本 → 鈴木 → 久本


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