２月２６日（火）

けふは２月２６日。
國を憂ふる青年將校たちがクーデターを起こした日。
心情的に同情する部分はあるが、私には燃えるやうな憂國の志もないし、行動力もない。
自分の身を捨てても良いと思へることはあるのだが、それはかういふ大事ではなく、もつと身近なことだつたりする。
やはり私は英雄向きの人間ではない、小市民なのだ。

勤勉を旨とするピューリタニズムに通ずる日本人氣質。
さういふ勤勉さを自分でもイヤになるほど發揮してゐたら、病氣になつてしまつた。
私の人生は私の爲にある。
仕事の爲にあるのではない。
そんなあたりまへのことに氣が付いたのは、病氣になつたお蔭かもしれない。
そろそろハルシオンが效いて來たかな？
大吟釀も少し殘つてゐるし、くつと空けて眠るとしよう。
桃源郷のやうな夢を見たいな。（01:44）

３時前入眠、７時過ぎ覺醒。
夢は見たと思ふのだが、思ひ出せない。
殘念だなあ。
外は重苦しい曇天。
氣壓が下つた所爲か、やはり調子が惡い。
穗高くん、お散歩中。（07:28）

２３日（土）の定期診察に行けなかつたので、會社に着いてから豫約を入れた。
けふの１６時半が空いてゐるといふので、その時間にして貰つた。
會社を出たのは１５時半。
それまでの長かつたこと。
診察が終つて歸宅したのが１７時。
こんなまだ明るい（と云つても大雨だが）時間に歸宅してゐることに申し譯なさを感じてしまふ。（17:19）