仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

「 古代史謎解き紀行 〈1〉 ヤマト編 」 関裕二

2006-12-31 10:29:19 | 讀書録(歴史)
「古代史謎解き紀行〈1〉ヤマト編」 関裕二
お薦め度:☆☆☆☆ /
2006年12月20日讀了


歴史紀行は數々あれど、古代史にフォーカスした歴史紀行は少ないのではないか。
関裕二はユニークな古代史觀による著書を數多く出してゐるので、期待して購入した。

讀んでみて、その期待は裏切られなかつた。
これまで他の著作で讀んできた彼の史觀が、大和地方の魅力と共に語られてゐる。
彼自身の奈良に對する熱き思ひが傳はつてくる。
久しぶりに奈良に足を伸ばしてみたくなつた。

この本には「ヤマト編」と書かれてゐるが、續篇として、「出雲編」「九州邪馬臺國編」がある。
一昨日、ネットでこれらの續篇を注文した。
けふ屆くことになつてゐる。
讀むのが樂しみな本である。


古代史謎解き紀行〈1〉ヤマト編

ポプラ社

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