１２月３１日（月）

けふは大晦日。
いよいよ、あと１日で２００７年も終はる。
私にとつての２００７年はトンネルに入つたやうな年だつた。
２００６年の１０月からからだの調子がをかしくなり、今年の２月に心療内科で「うつ」といふ診斷が下された。
それ以來、文字どほり、鬱々とした日々を過ごした。
６月頃が一番しんどかつたやうに思ふ。

轉機が訪れたのは、６月２４日。
仲道郁代さんのリサイタルを聽きにいつて、そこで舊友に出會へたこと。
彼はわざわざ喫煙室で私を待ち構へてゐたのである。
私が「うつ」になつたことを私のブログで知り、待つてゐたのだとか。
それ以來、彼は、甲子園でのタイガース觀戰など、私に附合つてくれた。
お蔭で、ひとりで部屋に閉ぢこもつてゐた私が、月に１・２度は外に出られるやうになつた。
１２月２５日に職場復歸を果たせたのも彼のお蔭だと感謝してゐる。

年末の３日間だけ職場に行つた。
仕事はしてゐない。
とにかく出勤して會社の空氣を吸ふことから始めなければ、前に進めない。
しかし、いざ出てみると、思つてゐた以上にしんどかつた。
まづ會社のＰＣの使ひ方を覺えてゐない。
それは少しづつ思ひだせばよいとしても、生活のリズムが夜型から脱却しきれてゐないので、なんとか朝の８時に起きられても、午後３時半頃から頭痛がしてくる。
眠るわけにいかないので、デパスを飮むわけにもいかない。
なんとか、この年末年始の休みの間に、朝型の生活サイクルになりたいと思つてはゐるのだが、はたして出來るかどうか・・・

「二つ玉低氣壓」がそれぞれ日本海と太平洋を進んでゐるらしい。
氣壓の高低差が大きく、關西は強い冬型の氣壓配置となり、寒氣が流れ込んで、たいへんに寒い。
かういふ氣壓配置は、過去、山での遭難に繋がつてゐる。
年末年始を山のなかで過ごしてゐる人たちも多いだらうが、くれぐれも無理をしないで欲しい。
特に劒・立山、後立山方面は要注意だ。
年明け早々に悲しいニュースがないことを祈る。（01:35）