前囘冒頭の戰鬪訓練はSATの實戰演習だつたか。
その訓練をしてゐた部隊の小隊長が、あの屋上にゐた怪しい男。
しかし、いつたい何故、部下を射殺し、湘子と岡崎を殺さなければならなかつたのだらうか。
右京さんと尊くんの搜査で、自衞隊の燃料を民間航空會社へ横流ししてゐた事實が明らかになつた。
この不正の黒幕が小隊長を操つてゐた。
大義の前には人殺しをも正當化する・・・
イヤな話だ。
ストーリーもさうだが、かういふストーリーを書いた脚本家のことだ。
日本で唯一の國防機關である自衞隊を貶しめて、いつたい何が樂しいのだらう。
これ、自衞隊は名譽毀損で訴へないのかな?
ま、いちいちそんなことしてゐるほどヒマぢやないか。
しかし、最後に小隊長を説得する右京さんが格好良かつた。
それに、小隊長役をしてゐた俳優(徳重聡)、初めて見たけど、彼はなかなか格好いい。
けふは右京さんと尊くんの掛合ひはなかつた。
なので、その代はりに、尊くんのセリフと右京さんのセリフを。
岡崎の子供:「おぢさん!」
尊:「おにいさん」
間髮を入れずに訂正する尊くん。
ラストシーンでの一言。
右京さん:「この世に生命と引き換へになるものなど、ありません」
ううむ、格好いいなあ。
でも、ほんたうにさうであるかは疑問だけど。
もう正直に云つてしまはう。
私にとつて今囘の作品は「相棒」の長い歴史のなかで、1、2を爭ふつまらなさだつた。
正義をふりかざすのではなく、もつと人の心をうつやうな作品が見たい。
尊くんも、單に右京さんの隣にゐるといふだけでなく、もつと彼らしい活躍をさせて欲しい。
<ストーリー>
自宅で死亡した人気作家・湘子のアシスタント・岡崎が自宅マンションの屋上から転落死。
屋上で見かけた男を逃した右京(水谷豊)と尊(及川光博)は岡崎の部屋で湘子から宅配便で何かが送られてきたことを知る。
逃げた男の狙いは宅配便で送られてきた“何か”だったのではないか。
さらに部屋から湘子が取材していた商社マンの笠井らが写った写真を発見して…。
屋上から元SAT隊員の上遠野(徳重聡)の指紋が検出された。元SATの上遠野なら、岡崎も湘子も自殺に見せかけ殺害する能力はある。
が、その動機が見えてこない。
そんな折、写真の分析を終えた米沢(六角精児)から意外な情報がもたらされ…。
ゲスト:徳重聡 津嘉山正種
脚本:戸田山雅司
監督:和泉聖治
(以上、 「相棒」公式HP より)
その訓練をしてゐた部隊の小隊長が、あの屋上にゐた怪しい男。
しかし、いつたい何故、部下を射殺し、湘子と岡崎を殺さなければならなかつたのだらうか。
右京さんと尊くんの搜査で、自衞隊の燃料を民間航空會社へ横流ししてゐた事實が明らかになつた。
この不正の黒幕が小隊長を操つてゐた。
大義の前には人殺しをも正當化する・・・
イヤな話だ。
ストーリーもさうだが、かういふストーリーを書いた脚本家のことだ。
日本で唯一の國防機關である自衞隊を貶しめて、いつたい何が樂しいのだらう。
これ、自衞隊は名譽毀損で訴へないのかな?
ま、いちいちそんなことしてゐるほどヒマぢやないか。
しかし、最後に小隊長を説得する右京さんが格好良かつた。
それに、小隊長役をしてゐた俳優(徳重聡)、初めて見たけど、彼はなかなか格好いい。
けふは右京さんと尊くんの掛合ひはなかつた。
なので、その代はりに、尊くんのセリフと右京さんのセリフを。
岡崎の子供:「おぢさん!」
尊:「おにいさん」
間髮を入れずに訂正する尊くん。
ラストシーンでの一言。
右京さん:「この世に生命と引き換へになるものなど、ありません」
ううむ、格好いいなあ。
でも、ほんたうにさうであるかは疑問だけど。
もう正直に云つてしまはう。
私にとつて今囘の作品は「相棒」の長い歴史のなかで、1、2を爭ふつまらなさだつた。
正義をふりかざすのではなく、もつと人の心をうつやうな作品が見たい。
尊くんも、單に右京さんの隣にゐるといふだけでなく、もつと彼らしい活躍をさせて欲しい。
<ストーリー>
自宅で死亡した人気作家・湘子のアシスタント・岡崎が自宅マンションの屋上から転落死。
屋上で見かけた男を逃した右京(水谷豊)と尊(及川光博)は岡崎の部屋で湘子から宅配便で何かが送られてきたことを知る。
逃げた男の狙いは宅配便で送られてきた“何か”だったのではないか。
さらに部屋から湘子が取材していた商社マンの笠井らが写った写真を発見して…。
屋上から元SAT隊員の上遠野(徳重聡)の指紋が検出された。元SATの上遠野なら、岡崎も湘子も自殺に見せかけ殺害する能力はある。
が、その動機が見えてこない。
そんな折、写真の分析を終えた米沢(六角精児)から意外な情報がもたらされ…。
ゲスト:徳重聡 津嘉山正種
脚本:戸田山雅司
監督:和泉聖治
(以上、 「相棒」公式HP より)
さうです、さうです!
官僚批判、政治家批判、自衞隊批判、もう結構。
そんなことを期待して見てゐるわけぢやありませんからね。
ぜひ身近な殺人でお願ひしたいところです(笑)
40年前、三島由紀夫は市ヶ谷で自衞隊員たちに向かつて、「きみたちに命よりも大事なものがあるといふことを見せてやらう」と叫んで切腹して果てましたね。
その是非はともあれ、私は個人の命よりも大切なものはある筈だと思つてゐます。
それは愛かもしれませんし、思想かもしれません。
なんでもかんでも命が一番といふ安直な考へには與することは出來ません。
「相棒」のやうなドラマで、主人公の右京さんに輕々しく語らせる脚本家が嫌ひです。
仙丈さんの感想、あたしも正直思いました
でも言うたらあかんかなぁと抑えてました(笑)
こういうヤラシイ裏の世界云々よりも
身近な殺人(って言うのか?)のトリックを
テンポ良く暴いてくれる方が好きですわ。
だからまだ来週の方が面白そうな(笑)
>右京さん:「この世に生命と引き換へになる>ものなど、ありません」
>ううむ、格好いいなあ。
>でも、ほんたうにさうであるかは疑問だけど
ほんとに疑問ですね。
>今囘の作品は「相棒」の長い歴史のなかで、>1、2を爭ふつまらなさだつた。
実は私も同意見です。
相棒はシーズンに一二度こういう
つまらないハズレがあるようにおもいます。
今回何故かTBはじかれてます。
何度かやってみますがご容赦ください。
今後ともよろしくです。