三陸沖で大地震発生 ＜東北地方太平洋沖地震＞

三陸沖の地震により津波の恐れがあるとのことで、九十九里の近くに住んでゐる母に安否確認の電話を入れた。
家の電話にかけたところ、混みあつてゐて繋がらないとのアナウンス。
携帶にかけたら繋がつたのだが、誰も出ない。
不安に思ひつつ留守電にメッセージを入れた。

２０分ほどして、母から家の電話にかかつて來た。
餘震が續いてゐて電氣も止まつてゐると話したところで切れてしまつた。
かけ直しても繋がらない。
携帶にかけても、今度は繋がらなくなつてゐた。

阪神大震災の時も電話はまつたくと云つてよいほど繋がらなくなつた。
當時は携帶が今ほど普及してゐなかつたので、携帶は繋がつてゐたらしい。
何年經つても、災害時には電話は繋がらないと相場が決まつてゐるやうだ。
そんなことでいいのだらうかと、素直に思ふ。

いましがた、母から携帶にかかつて來た。
電氣が止まつてゐること、餘震が續いてゐること以外は大丈夫らしい。
一安心。




＜地震記事拔萃＞

・午後２時４６分、三陸沖を震源とする巨大地震があり、宮城県栗原市で震度７を記録した。(産経新聞)

・東京消防庁によると、11日午後の三陸沖を震源とする地震で、東京都千代田区九段南の九段会館で天井が落下し、25人の負傷者が出ているという。

・１１日午後２時４６分ごろ宮城県北部で震度７を観測した地震の影響で、東日本の交通網はマヒ状態になっている。
ＪＲ東日本は１１日午後３時６分現在、東北、長野、上越、山形、秋田新幹線をはじめ、全線がストップ。
また、首都圏の私鉄や地下鉄も軒並み運行を見合わせている。(毎日新聞)