仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【昔の手帳から】 1月5日 (84年:仙丈岳ピストン)

2012-01-05 00:01:00 | 昔の手帳から
【1981年】(1囘生)

千葉
麻雀 (エノサワ、ヨシヤマ、ミヤシタ) -¥1,700

月曜日。

麻雀をしてゐる。
面子は高校の同級生。
ミヤシタは同じ岩倉に住み同じ大學に通つてゐたので、京都でも時々麻雀をしてゐた。
といふか、千葉でも麻雀をしてゐたとは!




【1982年】(2囘生)

クサカの家で酒宴

火曜日。

前日、高校山岳部OB仲間で宴會をした
その中にクサカの名前がないのが不思議だつたが、なんのことはない、すぐ翌日クサカの家で宴會かよ。
前日は後輩もゐたけれど、この日はおそらく同期だけだつたんぢやないかな。




【1984年】(4囘生)

北澤峠BC ~ 仙丈ピストン

木曜日。

北澤峠BC 仙丈岳 (3033mH) ピストン~ 北澤峠BC (テント泊)

前日の夕刻から降り始めた雪は朝になつてもやまなかつた。
甲斐駒はそれなりに岩稜があるが、仙丈はなだらかな雪稜が續く山。
降雪時にリスクが少ないのは仙丈岳だ。
前日のうちに同行のヌマタと話し合つて、雪が降つてゐたら仙丈に登らうと決めてゐた。
北澤峠BC を發つて、仙丈の山腹を登つた。
私にとつては3度目の、いはば通ひ慣れた道。
傾斜はそれなりにきついが危險はまつたくない。
森林限界に出たところでアイゼンを着け、小仙丈岳 に登る。
1978年1月に登つた時には強風のためここで退却したが、今囘は幸ひなことに風がさほどでもない。
小仙丈岳 を越えてしばらく降ると仙丈岳への最後の登り にかかる。
このあたりが積雪期の仙丈岳の唯一の危險地帶で、小仙丈カールと薮澤カールに挾まれた細い岩稜帶となつてゐる。
3000mを越えると、北側斜面も南側斜面も切れ落ちて高度感が感じられるやうになる。
ただし、この日は雪で視界がほとんどなく、高度感が感じられなかつたお蔭で、恐怖心を感じることもなかつた。
そのかはり、冬山登山の醍醐味も感じられなかつたが・・・
仙丈岳 (3033mH)の頂上 はまつたく視界がきかず、標識がなければそれと氣づかないほどだつた。
當時の寫眞は殘念ながら見つからないのだが、眞つ白な中に頂上であることを示す標識と私の姿だけが辛うじて寫つてゐた。








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