「京都ネーゼ」 を出て、この日最初に入った 「Vierge」 の1号店へ行ってみたくなり、先斗町に向かった。
美人の店長がいるというので、これは行かねばなるまいと。
先斗町の東西の路地は、なかなか覚えられない。
木屋町の 「Vierge」 でオーナーが、「逆鉾」というちゃんこ屋さんの手前の路地を入ったところだと教えてくれたので、簡単に見つけることができた。
でも、次はこううまくいくかどうか。
カウンター5~6席とテーブルが1つあったかどうか。
とにかく小ぢんまりとした店だ。
噂通りの美人店長はさっぱりとした気性らしく、気のおけない会話が弾む。
後から入ってきた常連らしい30歳前後の若い男性が、マルチ商法の営業をしているらしく、いろいろと興味深い話を聞かせてくれた。
若いのになかなか蘊蓄があって、文学部卒の私でさえ「ああ、そういえばそんな思想があったな」という程度の哲学について語る。
こういう知識をさりげなく会話に織り込むことがマルチでは重要なセールストークになるのかもしれない。
「Bar Vierge」 を後にして、祇園の「Affinage」へ。
このお店は、私がTwitterでフォローしているお店。
店長がクラシック好きで、たしか 「WINE BAR ROTHKO 」 の笹山さんのTwitterで知ったのだったと思う。
いつもお店の準備の時にクラシックをかけていて、きょうは何を聴きながら仕込みをしているのだろうと興味を持ってフォローしていた。
お店の近くまで行って場所がわからず電話をした。
着いたのは0時を少し回っていただろう。
店長さんは小嶋さんといって、想像していたよりも少し若い感じがした。
30代半ばだろうか。
頂いたのは、最初にシャンパーニュ、デュヴァル・ルロワの「ファム 2000」。
次に、ブルゴーニュのアミオの赤ワイン。
どうやら居眠りをしていたらしく、気が付いたら2時半。
周りのお客さんから、「気持ち良さそうに眠ってましたね」と云われてしまった。
翌日も朝から大学訪問。
四条通りに出てタクシーを拾ってホテルまで。
ベッドに倒れこむようにして眠りについた。
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