『夜明けのフロスト』 R・D・ウィングフィールド
お薦め度 : ☆☆☆+α
2009年6月7日讀了
フロスト警部シリーズの第5彈。
短篇集だといふから、てつきりフロスト警部の短篇集かと思つたら、クリスマス・ミステリ・アンソロジーだつた。
クリスマスに關るミステリが7篇收められてゐる。
表題作を除くと、いづれも私の知らない作家の作品。
とくにこれといつた作品はなかつた。
表題作は、クリスマスのデントン警察署を描いてゐる。
シリーズ第1作の「クリスマスのフロスト」は長篇で、フロストにとつて悲慘なクリスマスが描かれてゐたが、今囘も非番であるにもかかはらず事件に卷き込まれるフロストが描かれてゐる。
産着に血のついた捨て子、糖尿病を患つた15歳少女の失踪、百貨店現金強奪事件・・・
わづか1日の間に事件はてんこ盛り。
相變らず下品な冗談を口にしながら、フロスト警部が事件に取り組む。
100ページほどの作品なので、長篇を讀むよりは、目の廻る思ひをしないで濟む。
さういふ意味では、「フロスト警部シリーズ」入門に向いてゐるかもしれない。
<參考>
シリーズ第1作
シリーズ第2作
シリーズ第3作
お薦め度 : ☆☆☆☆
シリーズ第4作
お薦め度 : ☆☆☆☆
お薦め度 : ☆☆☆+α
2009年6月7日讀了
フロスト警部シリーズの第5彈。
短篇集だといふから、てつきりフロスト警部の短篇集かと思つたら、クリスマス・ミステリ・アンソロジーだつた。
クリスマスに關るミステリが7篇收められてゐる。
表題作を除くと、いづれも私の知らない作家の作品。
とくにこれといつた作品はなかつた。
表題作は、クリスマスのデントン警察署を描いてゐる。
シリーズ第1作の「クリスマスのフロスト」は長篇で、フロストにとつて悲慘なクリスマスが描かれてゐたが、今囘も非番であるにもかかはらず事件に卷き込まれるフロストが描かれてゐる。
産着に血のついた捨て子、糖尿病を患つた15歳少女の失踪、百貨店現金強奪事件・・・
わづか1日の間に事件はてんこ盛り。
相變らず下品な冗談を口にしながら、フロスト警部が事件に取り組む。
100ページほどの作品なので、長篇を讀むよりは、目の廻る思ひをしないで濟む。
さういふ意味では、「フロスト警部シリーズ」入門に向いてゐるかもしれない。
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<參考>
シリーズ第1作
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シリーズ第2作
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シリーズ第3作
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お薦め度 : ☆☆☆☆
シリーズ第4作
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お薦め度 : ☆☆☆☆
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