愛犬・穂高の逝去を悼み、「エロイカ」の葬送行進曲を聴きました。
と云っても、結局、全曲を聴いたのですが。
順番は、以下の通り。
フルトヴェングラーのウィーンフィル、1952年録音のEMI盤。
ムラヴィンスキーのレニングラードフィル、1968年ライヴ盤。
クナッパーツブッシュのベルリンフィル、1943年録音盤。
エーリヒ・クライバーのコンセルトヘボウ、1950年録音盤。
最初はいつものフルトヴェングラー盤だけ聴くつもりだったのに、なぜか聴き比べになってしまった…
フルトヴェングラーの融通無碍で雄大かつ幽玄な演奏。
ムラヴィンスキーの引き締まった筋肉質の演奏。
クナッパーツブッシュの音は貧弱ながら雄渾な演奏。
そして、エーリヒ・クライバー!
改めて聴いてみて、微妙にポルタメントを効かせて流麗ながらも雰囲気に流されない、格調の高さに驚いた。
息子カルロスのエロイカは聴いたことがないし、彼の演奏スタイルはあまり好みではないのですが、父の演奏がこんなに良いのなら、息子の演奏も聴いてみたかった。
カルロス・クライバーのエロイカって、録音あるのかなぁ。
さ、明日から、ぼくも前を向いていこう。
たまに聴くと、むしろ新鮮ですね。
穂高への手向けになったかな?
先代犬との思い出もお大事になさってくださいまし。
何と😲うちにもヴェングラー1952年録音EMI盤が在りましたわ🤗皆が寝静まってからボリューム上げて聴きました。ひっさし振りのクラシックでした。
穂高くんも聴きながら ゆっくり お空に上っているんでしょうね。私も今のコと楽しくしていても先代犬との事を思い出します😉犬って良いですよね。
第2楽章の葬送行進曲で穂高を送ってやりたくて。
それにしても、同じ曲なのに指揮者によってこうまで違う演奏になるというのも、クラシック音楽の面白いところですね。
あらためて、そう思いました。
愛犬を悼んで、「エロイカ」の葬送行進曲を次々とお聴きになって、心を癒されています。
気持ちをほぐされていますね。
CD4枚の内の3枚は、戦後すぐのものです。この時期は、(日本も欧米も)多くの方が心をいやす気分が高かったようです。
仙丈さんのクラシック好きはかなりのものです。