仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

醫療費控除

2009-02-18 17:44:08 | 日々雜感
今年も確定申告の季節がやつて來た。
今年は2月16日(月)から3月16日(月)までが申告期間になつてゐる。
還付申告はこの期間でなくてもよい。
昨年は確か2月3日だつたかに申告書を取りに行つた筈。

けふ、醫療費控除の申告書を取りに行つた。
管轄の税務署は西宮なのだが、家からはかなり遠い。
調べてみたら、自宅の最寄驛から6驛のところにある商業施設で、税務署が「申告會場」を設けてゐた。
昨年はクルマで税務署まで行つたのだが、駐車場がなくて往生した。
今年はのんびりと電車で行けば良い。

會場は思ひの外、賑はつてゐた。
確定申告は、基本的に給與所得者は縁がない。
集まつてゐた人たちは、大半が「事業者」のかたがたであらう。
居酒屋さんとか、八百屋さんとか、魚屋さんとか、喫茶店のマスターとか・・・
いかにもサラリーマンとは「匂ひ」が違ふ。
お互ひに何か話しながら、呼出されるのを待つてゐた。

私は申告書の書類を取りに行つただけなので、待つ必要はなかつた。
それでも、應對してくれた女性が少し頼りなく、もたついた。
返送用の封筒をくれと云つたら待たされたし、書類一式をバラで渡して平氣な顏。
書類を持ち歸るための、書類一式を入れる封筒もくれと云つたら、また待たされた。
私の目の前に封筒があつたのだが、これは違ふのかな?
さう思つても口に出さないのが私の奧床しさ。
くだんの女性は別の係員に確認して、結局、私の目の前にある封筒をくれた。
やはり云つてみるべきだつた・・・

家を出て歸つてくるまでに1時間50分。
うち、家から驛まで歩いて往復した時間が約50分。
電車を待つた時間が15分。
電車に乘つてゐた時間が約30分
驛から會場の往復に約5分。
會場でのやりとりで10分。
歩いた時間はトータルで約55分、よい運動になつた。

2008年の醫療費はおほむね20萬円弱。
といふことは申告對象は10萬弱。
おそらく2萬円ほどは還付されるのではないかな。
近いうちにちやんと申告書を記入しなければ。




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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんわ (おごじょ)
2009-02-18 18:28:24
医療費控除の手続きご苦労様です。

私も何年か前行きましたが、計算すると逆に

昼ご飯代ぐらい追徴金払ったことがあり

医療費もさほど還付されないんだとおもいますが、
やはりしっかり申請すべきですよね。

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おごじょさん (仙丈)
2009-02-18 22:57:49
コメントありがたうございます!

年間に支拂つた醫療費が10萬圓を越える場合は、申請すれば還付されます。
でも、還付額が少ないやうであれば、手間や交通費で赤字になるかもしれませんね。

「おごじょ」つて、山にゐるイタチのやうな小動物ですよね?
私も好きだつたりします。

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確定申告 (かんさいや)
2009-02-19 13:11:46
我が家の作家の確定申告の計算をしてやっています
事業者(笑)で申告は初めてで書類の書き方がわからず多分税務署
めんどくさいです
うちも20万弱の医療費なので多少の還付があるでしょう

明日のいいともに新庄が出ますよ
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かんさいやさん (仙丈)
2009-02-19 19:23:40
事業者の確定申告はしたことがないのですが、經費をなるべくたくさんぶち込みたいですね(笑)
作家さんの執筆活動の事務所費用といふことで住ひの固定資産算定額を面積按分してしまひませう。(アカンかな?)
かんさいやさんの買つた本も全部執筆資料ですね!

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私は貧困なので・・・ ((まめ)たぬき)
2009-02-19 19:59:36
>年間に支拂つた醫療費が10萬圓を越える場合
いちがいにそうともいえないのであります。

私は貧困なので、
(通常の所得金額+退職所得)×0.05と10万円のいずれか小さい額
が適用され
10万円に満たない医療費でも控除が受けられます。

が、給与所得以外の所得分、経費の資料が完全ではないのでいつもええ加減なことになっており、やばいなあ、と思ってます(汗)
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(まめ)たぬきさん (仙丈)
2009-02-19 21:26:24
いづれにせよ醫療費が10萬圓を越えてゐれば醫療費控除の申請が出來ますので、正しいといへば正しいのですが・・・
仰るやうに、所得によつては10萬未滿でも控除適用となるやうですね。

「所得」の算定は、事業者の場合、必要經費の部分がある程度グレーですので、なるべく經費にしたいところ。
證憑を保存しておかないといけませんけど・・・

醫療費控除といふ制度、もう少し下限を下げて欲しいものですね。

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