仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

10月31日(水)

2007-10-31 18:12:23 | 日々雜感
登山靴の現状をネットで研究?してゐるうちに、氣が付いたら4時を廻つてゐた。
かつて私が現役でばりばり山に登つてゐた30年前には、冬山でも使へる登山靴といへば、ドロミテ、ノルディカ、ハンスワグナー、ローヴァ、ガリビエールなどの裏出皮の輸入登山靴がその王道だつた。
私のハンスワグナー・ラングコッフェルも當時としては奮發したものだつたが、10年以上も前に、つひにソールのビブラムゴムが剥がれてしまひ、そのままになつてゐる。
そこで、冬に使へる靴をネットで探し始めたら、これがなかなか見つからない。
上記のメーカー名で檢索をかけても、どこのスポーツ店でも扱つてゐないのだ。
さうかうしてゐるうちに、やうやくいま出囘つてゐるらしい冬山用登山靴を見つけたのだが、なんとも高いものが多い。
かつては2萬5千円ほどで購入出來たのに、いまは安いものでも4萬5千円ほど。
30年も經てば、それだけ貨幣價値もかはつてゐるといふことなのだらう。

で、いくつかのメーカーや品揃へ豐富なスポーツ店を見つけたところで、時計を見たら4時になつてゐたといふわけだ。
それから睡眠藥を飮んで、座椅子で「徳川家康」を讀み、5時過ぎにそのまま眠つた。

8時過ぎに穗高の散歩に出掛ける嫁はんの氣配で目覺めた。
しばらくぼんやりとして、起きだしたのが8時半。
外はまさに秋晴れの好い天氣だ。
友人の薦めに從ひ、少しは外に出てみやうか、と思はせるほどの秋晴れだ。(09:07)

午後からは「徳川家康」を讀んで過ごした。
いま13卷を讀み終へたところ。
織田信長が明智光秀に殺され、家康は伊賀越えをして國許に無事に辿り着いた。
途中で1時間ほど居眠りをしてしまつた。
やはり3時間睡眠では居眠りもしてしまふ。
結局、けふも家から一歩も出なかつた。(18:11)


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