読書録 2023年8月後半 2

8月25日

『捩れ屋敷の利鈍』森博嗣　2002年

再読

Ｓ＆Ｍシリーズの西之園萌絵、国枝桃子が登場！

再びエンジェル・マヌーヴァが保呂草のターゲット。

舞台はメビウスの帯を建築物にした建物。

西之園萌絵に手を出すなと瀬在丸紅子は云った。

その事情を聞かされた保呂草の驚愕！

萌絵と紅子の類似に保呂草より先に知った人物がいたことは確かだとか。

さて保呂草を驚愕させた事実とは何か？頼むから教えてくれ！

8月28日

『朽ちる散る落ちる』森博嗣　2002年

再読

『六人の超音波科学者』の続編。

超音波研究所の地下から古い死体が発見される。

完全な密室。

研究所が円形に造られている理由が明らかになる。つまり、この作品は『六人の…』が書かれる時にすでに構想されていた。

小鳥遊練無と纐纈苑子のそっくりさは偶然なんだろうか？

8月30日

『赤緑黒白』森博嗣　2002年

再読

赤く塗られた赤井寛という男の死体。

赤井の恋人だったという田口美登里が保呂草に、犯人は作家の帆山美澪だから証拠をつかんでくれと依頼するのだが…

その美登里も緑色に塗られた死体となって発見される。

「紅子、七夏、亜樹良のフルコース、…寿命が縮まるメニューだ」by保呂草😁　いやいや羨ましい。

黒田実は黒。

秋野秀和？誰だっけ？

ああ、そうだ、『黒猫の三角』の…。

白は白鳥こずえ、に間違えて殺された星埜ユリこと山本百合。

また保呂草に会えるかな？

栗本基志雄と春夏秋冬。

Ｖシリーズはこれでおしまいらしい。