誕生日の食事＿「四季の席 にしむら」＿その１

私の誕生日と嫁はんの誕生日祝ひを兼ねて、 「四季の席 にしむら」 で食事をした。
嫁はんの誕生日は１５日なのだが、２１日の私の誕生日と一緒にお祝ひをした。
どちらがどちらのお祝ひをしたのか、よくわからないのが難點だ。


＜寫眞１＞
上の寫眞は建物の外觀。
ご覽のやうに駐車場スペースもあるのだが、酒を飮む身としては、クルマで行くわけにはいかない。
家にタクシーを呼んで、店まで乘り附けた。
時間にして１０分弱、金額にして1500圓ほど。
なんだかリッチな氣分。


＜寫眞２＞

入口の引戸を開けると、「いらつしやいませ」の聲とともに、このやうな手水鉢が出迎へてくれる。
時節柄、涼しさを感じて清々しい氣分になる。


＜寫眞３＞

店の中の樣子。
カウンターと座敷がある。
私たちは最初の客だつたので、カウンターの一番隅に座ることにした。
どこでもいいと云はれたものの、隅の方が落ち着く性分なのである。


＜寫眞４＞

カウンターからは、このやうな坪庭を見ることが出來る。
店に着いたのが５時半なので、まだ明るい。


＜寫眞５＞

この店は、料理が美味しいことはもちろんだが、美味い酒が飮める。
最初に好みを傳へておくと、いつ行つても、好みにあつた酒を出してくれる。
かういふ店はなかなかない。
で、寫眞は切子の猪口。
見た目が涼しげで、辛口の酒に合ふ感じがして良い。


＜寫眞６＞

かういふ猪口もある。
こちらは、まつたりとした、うま口の酒に合ふ感じがする。


＜寫眞７＞

これを讀んでゐる人ならご存じのかたも多いと思ふが、私はタイガースファンだ。
この店に通ふやうになつて７年ほどになると思ふが、これまで野球の話をしたことはなかつた。
しかし、誕生日にはタイガースに勝つて欲しい。
嫁はんが携帶で途中經過を調べてくれる。
なんと７點も取られてゐるではないか！
がつかりしてゐる私に、見せてくれたのが、この法被。
なんと、この店はタイガースファンの店だつたのだ！
ちなみに、この法被を見せてくれてゐる人が、日本酒博士。
日本酒のソムリエ（何といふのか忘れた）の資格を持つてゐる。
道理で、いつも美味い酒を薦めてくれるわけだ。


料理篇は次の記事で紹介する豫定。




＜カメラ＞ ： Nikon D80
＜レンズ＞ ： Sigma 18-50mm F2.8 EX DC MACRO