さて、料理のはうである。
酒が美味い店は、料理だつて間違ひなく美味い。
それが私の持論だ。
その逆、つまり料理は美味いが酒は美味くないといふ店はある。
また、料理が不味い店で酒が美味いといふ店もない。
「四季の席 にしむら」 の夜のコースは3つ。
そのうち、眞ん中の「月」コースで豫約した。
ちなみに、一番リーズナブルなのが「雪」で3800圓。
最も豪勢なのが「花」で7500圓。
去年は嫁はんの誕生日に「花」を頂いたが、けふは「月」にして、その分、酒を少し嗜んだ。
<寫眞1>
上の寫眞は最初の一品。
たぶん鴨ロースの燻製と卷貝。
千葉でいふ「ながらみ」を大きくしたやうな貝で美味かつた。
<寫眞2>
上のものと一緒に出された、胡麻豆腐。
スーパーで賣つてゐるものとはモノが違ふ。
胡麻の風味が香ばしく、かかつてゐる餡も上品な味。
なにより、この山葵が素晴らしい。
胡麻の香をいつそう引立ててくれる。
<寫眞3>
魚介のお造り。
はもの梅肉添へがサッパリしてゐて美味。
雲丹も生臭さがなくて甘い。
山葵がまた絶品。
嫁はんなどは、山葵を箸でつまんで酒を呑んでゐた。
酒呑みの極意を極めたやうである。
<寫眞4>
はもと松茸の燒き物。
<寫眞5>
私の松茸より、嫁はんの松茸のはうが立派だつたので、寫眞を撮らせてもらつた。
私たちにとつて、これが今年初めての松茸だ。
<寫眞6>
これには驚いた。
最初の酒が來た時に、「お誕生日おめでたう」と言ひ交して乾杯した。
大將がそれを聞いてゐたやうで、「ハッピーバースデイ」の音樂とともに出されたのが、この鯛のしほ燒。
「お店からのお祝ひです」
感動してしまつた。
しかも、大將曰く、
「前囘いらしたのは、去年の奧樣のお誕生日でしたね」
そんなことまで覺えてゐてくれるなんて・・・・
「日本には四季があります。この店の名前にも四季とあります。四季それぞれに旬のものがありますので、來てくださいね」
もう。こんなことをして頂いては、四季折々に來るしかないではないか!
「にしむら」の皆樣、どうもありがたう!
<寫眞7>
たぶん、豬豚に火を通してから蒸し上げたもの。
サッパリとしていながら、味が濃い。
とうもろこしの甘くて美味しかつたこと!
<寫眞8>
はもとオクラの蒸しもの。
<寫眞9>
トマトの中に、エビやヤマイモなどが入つてゐる。
胡麻ダレとマッチしてゐて、とても美味しい。
中身を食べ終はつたら、トマトを切りわけてくれる。
トマトそのものも甘くて美味しい。
廻りにあしらはれてゐるのは、「海水晶」といふらしい。
テングサから作られたもので、シャクシャクとした齒觸りがよい。
この料理は、この店のお薦めのひとつだ。
<寫眞10>
野菜をはもで卷いた揚げ物。
抹茶しほが、口の中をサッパリとしてくれる。
<寫眞11>
漬物の壽司。
これがまた美味い。
私のお氣に入りは、左の野澤菜壽司。
ちなみに椀物の寫眞を撮り忘れてしまつたが、はもと蓴菜の赤だしで、これもたいへん美味かつた。
<寫眞12>
最後のデザート。
手前から、桃のシャーベット、抹茶のムース、葡萄。
抹茶のムースは、添へられたクリームをつけて食べると特に美味しい。
最後に桃のシャーベットを食べたら、口のなかが洗はれる心地がした。
<頂いた酒>
1. 「楯野川」
2. 「緑川」
3. 「奧播磨」
4. 「越州」
<カメラ> : Nikon D80
<レンズ> : Sigma 18-50mm F2.8 EX DC MACRO
酒が美味い店は、料理だつて間違ひなく美味い。
それが私の持論だ。
その逆、つまり料理は美味いが酒は美味くないといふ店はある。
また、料理が不味い店で酒が美味いといふ店もない。
「四季の席 にしむら」 の夜のコースは3つ。
そのうち、眞ん中の「月」コースで豫約した。
ちなみに、一番リーズナブルなのが「雪」で3800圓。
最も豪勢なのが「花」で7500圓。
去年は嫁はんの誕生日に「花」を頂いたが、けふは「月」にして、その分、酒を少し嗜んだ。
<寫眞1>
上の寫眞は最初の一品。
たぶん鴨ロースの燻製と卷貝。
千葉でいふ「ながらみ」を大きくしたやうな貝で美味かつた。
<寫眞2>
上のものと一緒に出された、胡麻豆腐。
スーパーで賣つてゐるものとはモノが違ふ。
胡麻の風味が香ばしく、かかつてゐる餡も上品な味。
なにより、この山葵が素晴らしい。
胡麻の香をいつそう引立ててくれる。
<寫眞3>
魚介のお造り。
はもの梅肉添へがサッパリしてゐて美味。
雲丹も生臭さがなくて甘い。
山葵がまた絶品。
嫁はんなどは、山葵を箸でつまんで酒を呑んでゐた。
酒呑みの極意を極めたやうである。
<寫眞4>
はもと松茸の燒き物。
<寫眞5>
私の松茸より、嫁はんの松茸のはうが立派だつたので、寫眞を撮らせてもらつた。
私たちにとつて、これが今年初めての松茸だ。
<寫眞6>
これには驚いた。
最初の酒が來た時に、「お誕生日おめでたう」と言ひ交して乾杯した。
大將がそれを聞いてゐたやうで、「ハッピーバースデイ」の音樂とともに出されたのが、この鯛のしほ燒。
「お店からのお祝ひです」
感動してしまつた。
しかも、大將曰く、
「前囘いらしたのは、去年の奧樣のお誕生日でしたね」
そんなことまで覺えてゐてくれるなんて・・・・
「日本には四季があります。この店の名前にも四季とあります。四季それぞれに旬のものがありますので、來てくださいね」
もう。こんなことをして頂いては、四季折々に來るしかないではないか!
「にしむら」の皆樣、どうもありがたう!
<寫眞7>
たぶん、豬豚に火を通してから蒸し上げたもの。
サッパリとしていながら、味が濃い。
とうもろこしの甘くて美味しかつたこと!
<寫眞8>
はもとオクラの蒸しもの。
<寫眞9>
トマトの中に、エビやヤマイモなどが入つてゐる。
胡麻ダレとマッチしてゐて、とても美味しい。
中身を食べ終はつたら、トマトを切りわけてくれる。
トマトそのものも甘くて美味しい。
廻りにあしらはれてゐるのは、「海水晶」といふらしい。
テングサから作られたもので、シャクシャクとした齒觸りがよい。
この料理は、この店のお薦めのひとつだ。
<寫眞10>
野菜をはもで卷いた揚げ物。
抹茶しほが、口の中をサッパリとしてくれる。
<寫眞11>
漬物の壽司。
これがまた美味い。
私のお氣に入りは、左の野澤菜壽司。
ちなみに椀物の寫眞を撮り忘れてしまつたが、はもと蓴菜の赤だしで、これもたいへん美味かつた。
<寫眞12>
最後のデザート。
手前から、桃のシャーベット、抹茶のムース、葡萄。
抹茶のムースは、添へられたクリームをつけて食べると特に美味しい。
最後に桃のシャーベットを食べたら、口のなかが洗はれる心地がした。
<頂いた酒>
1. 「楯野川」
2. 「緑川」
3. 「奧播磨」
4. 「越州」
<カメラ> : Nikon D80
<レンズ> : Sigma 18-50mm F2.8 EX DC MACRO
腹減った。。。