先日飲んだワインです。(4月29日抜栓、5月1日飲了)
イタリアワインで、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノといいます。
イタリアには、有名なワインがいろいろありまして、「ワインの王」といわれるバローロ、「イタリアワインの女王」といわれるバルバレスコとか。この両者はイタリアの北部、ピエモンテ州(州都はトリノ)で作られています。
使うブドウはネッビオーロ種のみ。
今回のブルネッロ・ディ・モンタルチーノも有名なワインです。
こちらもバルバレスコ同様、「イタリアワインの女王」といわれることもあるようです。
女王さん、どっちやねん!
で、こちらはイタリアの中北部、トスカーナ州(州都フィレンツェ)のモンタルチーノ界隈で作られています。
使うブドウはブルネッロ種(サンジョベーゼ・グロッソ種)のみ。
さて、飲んだのはピアン・デッロリーノ の2004年。
ピアン・デッロリーノは、1996年に設立され、2000年が初ヴィンテージという新しいワイナリーなのだそうです。
ということは、2004年はまだ5年目のヴィンテージということになります。
購入したのが2014年1月でしたので、自宅のセラーに保管していたとはいうものの、6年以上経っています。
なので、ちゃんとしているか不安でした。
ひとくち飲んだ印象は、ガチガチの硬いワイン。
どこが女王さまやねん!
どんだけ怖い女王さまかと。
それにタンニン(渋み)が舌にまとわりつくような感じがして、もしかしてブショネ(*)?と思うほど。
(*)細菌に汚染されたコルクに起因する劣化したワインのこと
以前、行きつけの京都のワインバーでブショネを経験したことがあるのですが、その時の印象に似ていたのです。
あ、ちなみにこのワインバーではソムリエさんが抜栓したワインをテイスティングした上でブショネ判定をしたのですが、ぼくが頼み込んで飲ませて貰ったのです。
というのは、ブショネを経験できるのって珍しいことですので。
その時は、コルクの痛んだような香りと同時に、タンニン(渋み)が舌にまとわりつくような感じがしたのでした。
なので、あまり飲まずに、翌日、また飲んでみました。
すると、どうしたことでしょう。
前日のタンニンが舌にまとわりつく感じもなく、まだ硬い印象があるものの、香りもたって美味しくなっていたのです。
そしてさらにその翌日、つまり抜栓して3日目、このワインは初日とはまったく違うワインに変わっていました。
タンニンはなめらかになり、香りは引き立ち、あ、これが女王さま?
どうやら劣化していたわけではなく、16年という時間の経過による変化だったのかもしれません。
それに、こういう古酒でも、あらかじめデキャンタしておくべきだったのでしょう。
勉強になりました!
私のブログの方でもカヌマ先生とのコラボを聴いてくださりありがとうございます。
そしてたくさんのリアクション、嬉しかったです。
ありがとうございます*\(^o^)/*
前のバージョンより、テンポが少しだけゆっくりしているような気がしたですが、気のせいですか?
当たり!凄いですね。
そうです、前回よりテンポを落としました♫
弾いていて最後の最後に間違えた時には、録音やり直しですから(^◇^;)
自宅でワインを飲むときに、きちんとデキャンタして飲む方はほとんどいないと思います。
コルク栓を開けて、それを飲むのが普通と思っている方が多いように推定しています。
いいレストランで、コースメニューを頼み、ソムリエにワインの選択を任せておくと、事前にデキャンタしてあります。
ワインの瓶から飲むことは、本当は・・。デキャンタの器からサーブされることは、やはりソムリエの腕前を感じさせます。
今回のお話は、デキャンタする意味合いを教えてくれます。
基本的には、高いワインで、まだ若いものの時はできるだけ使うようにしてます。
今回は2004年ものという古いワインだったので、もうやわらかくこなれているだろうという思い込みがあって失敗しました。
せめて抜栓してから半日はおいておくべきでした・・・
ほんと、勉強になりました!
そんな気がしていました。
そのぶん、カヌマ先生もゆったりと歌われていたような気もしました。
ぼくの耳もまんざらでもないですね、と自画自賛してみる(笑)
発病したらもう飲めないだろうと自己弁護しつつ。
今日未だ発病していないなら、嗜好を変えてイタリアワインにしようかと貴blogを見て思いました。
じつはぼくもほぼ毎日スパークリングワインを中心に飲んでいます。
このままだと自主隔離ドランカーです(笑)
ふだんは何を飲まれているか存じ上げませんが、イタリアワインも美味しいですよ~
ぜひお試しになってくださいまし!