仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【仕事搜し】 1/15 大阪の企業A社の2次面接

2010-01-15 21:58:27 | 再就職記
大阪の企業A社の2次面接。

今日はA社での面接で、面接官は取締役管理統轄部長だとか。


8日に面接してくれた人とは一緒に仕事が出來る氣がしたが、今日の相手は私とはあはない氣がした。
とにかく自信家で、部下を自分の意のままに從はせるタイプ。
面接時間は30分あまりだつたが、そのうち10分以上は自分の考へ方についての演説だつた。

人事制度の改訂に話が及んだ時、
「まあ、植民地政策みたいなものだ」
と云ふ。
どういふことかと云ふと、
「社員は保守的で變化を望まないことが多いものだが、首根つこを押さへつけてでも從はせる覺悟がゐる」
「それは西歐列強の植民地政策、日本で云へば、明治維新や、敗戰後の占領政策と似てゐる」
と云ふのだ。


私は、人事諸制度といふものは、社員が自律的に仕事が出來るやうにするためのものだと考へてゐる。
つまり、上司に命令されるから仕事をするのではなく、みづから考へて最善と思ふことを上司に諮りつつ實行することが大事だと思ふのだ。
外資系企業や、日系企業でも社員を人材として育成する企業であれば、そのやうに考へる企業が大半だらう。

今日の面接で、まだこんな考へ方をする人事責任者がゐることに、新鮮な驚きを感じた。
さすが、銀行出身者だけのことはある。
それはそれでひとつの見識ではあらうが、私はそんな會社に身をおきたいとは思はない。




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2 コメント

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アホ (雫石鉄也)
2010-01-16 09:30:34
この取締役管理統轄部長とやらはアホですね。
こんなアホが取締役やっている会社には入社しない方がいいと思いますよ。私も。
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雫石鉄也さん (仙丈)
2010-01-16 10:34:21
「植民地政策」といふ言葉を聞いた時、どういふ意味の比喩なのか理解できませんでした。
確かに「ちから技」的な強引さが必要になるのはわかりますが、社員を統治するかのごとき「もの言ひ」にはあきれてしまひました。
きつと部下にも同じ感覺で接してゐるのだらうなあ・・・
私に殘された10年のサラリーマン人生を、私らしく過せる環境ではなささうです。

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