琵琶湖殺人事件―ハイパー有明14号「13時45分」の死角光文社このアイテムの詳細を見る |
著者名 :津村秀介 発行年(西暦) :2000年
出版社 :光文社文庫 値段 :500-600円
お薦め度 :☆☆☆
1991年に刊行された、津村秀介の31作目。
浦上伸介シリーズの24作目になる。
琵琶湖に近い、西大津驛と瀬田驛で發生した殺人事件。
二つの事件の被害者をつなぐものは何か。
そこから一人の容疑者が浮び上がるが、その容疑者は熊本驛で自殺に見せかけて殺されてしまふ。
眞犯人は誰か?
やうやく浮び上がつた容疑者には、犯行時間の不在證明がある。
琵琶湖と九州にまたがるアリバイの壁。
讀んでゐて、面白かつたが、最後の最後に種明かしをされると、
なんだそんなことかと思つてしまつた。
2004年5月3日讀了
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