仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

優雅な午後

2005-02-12 22:33:44 | 日々雜感
このところ休みの日の午後は眠つてばかりゐる。
きのふも午後1時から6時半過ぎまで眠つてゐた。
どうやら慣れない仕事で疲れが溜まつてゐるやうだ。

もうひとつの原因は部屋の寒さだ。
我が家では日中は暖房をつけない。
これは別に主義主張があるわけではなく、單に暖房費の節約のためである。
どの部屋も寒いので、寒さに耐へるためにはふとんの中に潛ることになる。
すると、必然的に睡魔に襲はれるといふわけだ。

けふは珍しく嫁はんがリビングの暖房をつけてくれた。
お蔭でふとんに入る必要がなく、眠らずに濟んだ。
「のだめ」を全卷讀みながら、クラシックを聽くといふ、優雅な午後を過ごすことが出來た。

けふの音樂は、バッハの「平均率」とベートヴェンの「熱情」、ショパンの「エチュード」、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番だ。
いづれもピアノは私の好きなリヒテル。
こんなに長い時間、クラシック音樂に浸ることが出來たのは、ここ10年で初めてのことかもしれない。

ひるねをしないと、こんなにも優雅な午後を過ごせるといふことだ。
明日も起きてゐられるかな?
すべては、嫁はんが暖房をつけてくれるかどうかにかかつてゐる。

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