【關西學生アメリカンフットボール】 關學７－１７立命

ともに全勝同士での對決となつた關學と立命の試合をＴＶ觀戰した。

開始早々、立命がファンブルしたのを見て、これは今年も關學が勝つかと思つた。
しかし、立命は多彩なラン攻撃で順調にドライブし、前半１０點を先制。

一方の關學ディフェンスは出だしから動きが固く、立命の攻撃にアジャストできない。
オフェンスも立命ＤＬの壁に阻まれて、思ふやうなゲームが作れない。
せつかくのＦＧチャンスもキッカーのミスキックで得點できない。

後半開始早々に、あはやタッチダウンといふパスを投じたが、ぎりぎりのところでインコンプリート。
さらには再度のＦＧ失敗・・・

實力では互角もしくは關學がやや上囘つてゐるかと思つてゐたのだが、結局は關學７－１７立命で、立命が優勝を決めた。
ミスをしたはうが負けるとはよく云はれることだが、この試合はその典型のやうな試合だ。

この試合を通じて感じたこと。
立命のＤＬの強さ、ＲＢの早さと巧さが目立つた。
關學では、１年生のＲＢ＃１４のスピードが素晴らしかつた。
このやうな１年生がゐるといふことに、關學の底力を感じる。
來年もこの兩校によつて優勝が爭はれることになるだらうが、なんとかして京大にはその一角に食込んで貰ひたいものだ。