仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

『佐渡・密室島の殺人』 深谷忠記

2004-12-31 16:04:06 | 讀書録(ミステリ)
佐渡・密室島の殺人

徳間書店

このアイテムの詳細を見る


書籍名 佐渡・密室島の殺人   カテゴリー ベストセラー     
著者名 深谷忠記   発行年(西暦) 2004  
出版者 徳間文庫   値段 600-800円  
感想 ☆☆☆


アメリカに出張するに際して、機内で讀める輕い本を伊丹空港で購入したが、その1册。

壯&美緒シリーズの最新刊と思はれた。
讀み始めて氣が附いたのだが、この作品を以前に讀んだことがあつた。
卷末の深谷忠記著作リストによれば、この作品は2002年8月にトクマノベルズで刊行されてゐる。
どうやら、その時に讀んでゐたのらしいのだが、
文庫化されたのがこの8月で「新刊書」コーナーに置かれてあつたために買つてしまつた次第。

再讀したが、複雜で難しかつた。
佐渡島そのものが巨大な密室となつてゐる。
アリバイが密室を構成してゐるのだが・・・
被害者が殺されたのはいつか、どこで殺されたのか、そしてその死體はいつからそこにあつたのか。

途中で思考抛棄してストーリーを追ふことに專念した。


2004年10月11日(US時間)、シカゴ行の機内にて讀了


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『梅棹忠夫の京都案内 』 ... | トップ | 『中央構造帶』   内田康夫 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿