【２００９年公式戰】 9/11 ○ 阪神 ２ｘ－１ 横濱 （甲子園）

横濱を３タテしてヤクルトに追ひ付くためには、けふは絶對に勝たなければならない。
そんな大切な試合に、能見が粘り強い投球をしてくれた。
２囘に取つた２點だけで勝てたのは、能見、アッチソン、藤川の好投のお蔭だ。

２囘の得點は、金本の先制１８號ソロホームランと淺井の２號ソロホームラン。
後半戰、４番としての仕事に不滿を感じる金本だが、この１發は見事だつた。

眞弓監督は横濱の投手を左だと思つて淺井を出したら、右のグリン。
しかし、その淺井がホームランを打つてくれたので勝てた。


先發の能見は４囘まで毎囘ランナーを出すといふハラハラする立上がりだつたが、５囘は３人で抑へ、ひと安心。
と思つたら、内川のタイムリーで１點を失ひ、１點差に詰め寄られる。
７囘もエラーと四球でドキドキ。
それでも７囘までを１失點で踏ん張つてくれた。

８囘はアッチソンが氣魄の投球で、打者３人に對して奪三振２。
９囘は藤川が同じく打者３人にパーフェクト。

この試合で、能見はプロ入り初めての１０勝目。
藤川は３年連續２０セーブとなつた。


ヤクルトが中日に破れたので、ヤクルトとの差は0.5ゲーム。
廣島は讀賣に大量リードを許してゐるので、けふは負けるだらう。
さうすれば、廣島との差は１ゲーム。
いよいよ明日にはヤクルトを追ひ越せるかもしれない。

勝つて兜の緒を締めよ。



＜追記＞

育成選手から支配下登録され、先日１軍登録された野原祐也が、８囘に初打席。
結果は空振り三振だつたが、振り逃げを試みて１壘にヘッドスライディング。
アウトになつたけれども、かういふ我武者羅な姿勢には好感がもてる。
これから、持ち前の長打力を發揮して、活躍して欲しい。




勝利投手 [ 阪神 ] 能見（10勝8敗0S）
敗戦投手 [ 横浜 ] グリン（3勝13敗0S）
セーブ [ 阪神 ] 藤川（4勝3敗20S）

本塁打
[ 阪神 ] 金本 18号(2回裏ソロ) 、浅井 2号(2回裏ソロ)

バッテリー
横浜バッテリー： グリン 、真田 、加藤康 - 武山
阪神バッテリー： 能見 、アッチソン 、藤川 - 狩野






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＜ナマ觀戰記録＞

【リーグ戰】 １１戰７勝４敗

○ 4/3（金） 阪神５－２ヤクルト （京セラＤ：開幕戰／先發：○安藤）

○ 4/7（火） 阪神１１－１０廣島 （新裝甲子園開幕戰／先發：久保、○江草）

● 4/9（木） 阪神２－４廣島 （甲子園／先發：●石川）

○ 4/16（木） 阪神４－３中日 （甲子園／先發：久保、○アッチソン）

○ 4/30（木） 阪神３－２横濱 （甲子園／先發：久保、○アッチソン）

○ 5/14（木） 阪神７－１廣島 （甲子園／先發：○安藤）

○ 5/25（月） 阪神４－３ロッテ （甲子園／先發：○久保）

● 7/22（水） 阪神０－５ヤクルト （甲子園／先發：●岩田）

○ 7/30（木） 阪神２－０横濱 （甲子園／先發：○久保、完封）

● 8/29（土） 阪神５－７讀賣 （甲子園／先發：●阿部）

● 9/3（木） 阪神２－４ヤクルト （甲子園／先發：●久保）