マニフィカ カンタービレ声楽教室
今日は私のお話を書いてみたいと思います。
こちらのブログを読んで下さったいる方はマニフィカ カンタービレのHPをすでにご覧頂いている方がほとんどでしょうか?
ご挨拶の文章にある通り、私は今の先生に出会うまで、とにかく暗中模索で歌ってきました。
大好きな歌であるにも関わらず、常に悩みを伴い、表現したい物がありながら、それを実現できない自分の声に葛藤を抱いていました。
歌というのはただ単に声が出ればいいと言う物ではなく、「想い」を伝える為の柔軟な『道具』であって欲しいと私は思っています。
だから力任せに出す声では悲しみや喜び、幸せは表現できず、頭に「その音」があるのに外に生み出せないことはただただ悲しいの一言です。
そうした中でイタリアや海外でもオペラ歌手として活躍されているMaddalne Calderoni先生に出会いました。
私は先生に出会う前は声質をまだ判断できずにいましたが、少なくとも高音を出せるような声質とは思っていませんでした。
日本でも色んな先生にみて頂きましたが、まずSoprano leggero(ソプラノ レッジェーロ)と言われることはありませんでした。
ところが、先生との初めてのレッスンでそのように言って頂き、しかも2回目のレッスンでは3点Fまで発声練習の中で出すことができました。(俗にハイFと言われる高音です。)
当然、私は目からうろこで、自分自身が出した声に驚くと共に、「夜の女王」を歌ってみたいと夢見ながらも自分の声質ではないだろうと思っていたのに、自分がその歌を歌える声を持っていることを知り、心の底から嬉しかったのを今でも覚えています。
そして、今日の私があります。
最近のレパートリーではOlympiaなどがあります。
(ちなみにこんな曲です。
こちらをクリック DesseyのOlympiaはとても可愛く面白いですよ。)
御存じの方もいらっしゃると思いますが、コロラトゥーラの曲です。
昔の私を思うと、こんな歌を歌えるようになったことが信じられない程で、本当に嬉しく幸せです。
その喜びを一人でも多くの方にお伝えしたいという思いから、私はマニフィカ カンタービレ声楽教室を始め、マニフィカ ラ・ムージカ♪による声楽プレミアムマスターコース(私を導いて下さったMaddalne Calderoni先生を講師としてお招きし、レッスンをして頂いています。)を運営しています。
「歌うことは喜び」
まさにその通りで、私はテクニックを知ることでより一層の幸せを感じられるようになり、そして目の前の音楽の世界は広がりました。
喜びや自己の解放を知る程に、その声にもその人柄がより一層現れるのかもしれないなと思います。
今立っている場所の先に更なる高みがあるのだと思います。
私もまだまだ道半ば、どんどんと前に進んでいきたいと思っています。
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マニフィカグループからのお知らせ~
[大阪]第4回声楽プレミアムマスターコース受講生・公開レッスン見学希望者同時募集!!
イタリアで活躍するオペラ歌手Maddalena Calderoniによる声楽プレミアムマスターコースを開催致します。7割以上の方が繰り返し受講されている声楽のマスターコースです。イタリアの技術を学びたい、自分の可能性を伸ばしたい方は是非ご参加下さい。ホームページで受講生の声やレッスン風景もご覧頂けます。
⇒こちらをクリック
[開催期間]
平成23年2月5日(土)~13日(日)
・グループレッスン:5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)
・プライベートレッスン:7・8・9日いずれか一日を選択 (プライベートレッスンは非公開です。)
[募集期間]
受講生:平成22年11月25日(木)~平成23年1月24日(月)
公開レッスン見学希望者:平成22年12月1日(水)~平成23年2月3日(水)
(期日までに募集定員を満たした場合にはその時点で募集を打ち切ります。)
[会場]
大阪・京橋
[当マスターコースの狙い]
声楽の技術を完成させるためのこのマスタークラスはオペラの声楽技術における表現の可能性を掘り下げることを狙いとしています。各生徒は3~4曲を用意し、講師はその中から生徒の能力に見合ったものを選び、コースではその曲を学びます。尚、今回より選抜コース(専門技術取得の資質がある方やプロ・プロを目指す方が対象)と一般コースに分けて受講生の募集を行い、より多くの方が受講しやすい形になりました。
お問い合わせ・詳細はこちらをご覧下さい。
⇒こちらをクリック
主催:マニフィカ ラ・ムージカ♪
後援:在大阪イタリア総領事館 イタリア文化会館