大阪・京橋 カンタービレ声楽教室のブログ

レッスンの話題を中心に書いています。

良いお年をお迎え下さい。

2014年12月30日 | 日記
マニフィカ カンタービレ声楽教室


な、なんとか年を越す前に日記が書けました。

今月の二週目から風邪をひき、子供も調子が悪かったので自分のことをうっかり放っておいたら悪化しまして。

駄目ですね、去年12月に引き続き、こじらせてしまいました。

お陰で色々な場面でキャンセルをすることになり、関係した方々には大変ご迷惑を掛ける始末で、なんとも情けないことです。

またしても健康の大切さを身にしみて感じております。



ところで、今日は面白い話を聞きまして。

あ、でも、大した話ではないんですよ。

主人がFacebookにあるイタリア人グループの話をしてくれたんです。

その中にトイレットペーパーホルダー(TPHとします。)のことを写真に撮っている人がいました。

そのTPHにはただ一言、memoriaと刺繍されているんですが、皆さん、ご存じでしょうか、その言葉の意味を。

「思い出」

いったいトイレットペーパーに対して、どんな思い出があるというのでしょうか。

…というのがその写真を撮った人のコメントだったんですが、これに大笑いしまして、久々に笑い泣きしました。

ええ、本当に、いったいどんな思い出なんでしょうね。

トイレの思い出、トイレットペーパーを使う時に思い浮かぶ思い出…

他にも今年もまた虱色(パールホワイトのことのようです)のガスレンジが流行っている…とか。

私だけかもしれませんが、そんなことを思ったこともなかったんで面白いなと思います。

自分がイタリアに行った時に思ったことも、こんなに人を笑わせられるようなことがあるのかなぁ。



とにもかくにも、年末にこんな腹を抱えて笑える出来事があって、終わりよければ全てよしという気持ちです(笑)

だけど、インフルエンザも流行っているようですし、皆さんはどうぞご自愛下さいますように。

また来年がよき一年となりますことを、そしてたくさんの幸せが皆さんの上にどっさりと舞い降りますことをお祈り致します。



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2014年声楽プレミアムマスターコースで感じたこと

2014年12月05日 | 声楽マスターコース

マニフィカ カンタービレ声楽教室


11月21日から30日にかけて行われた声楽プレミアムマスターコースによる個人レッスンですが、今回もたくさんの生徒さんに受講して頂きました。

私は全レッスンを見させて頂きましたが、その中で気が付いたことを少し書きたいと思います。



全員がもっと勉強しなければならない、或いは強化していかないといけない点は、やはり下半身の使い方でした。

私が先生に受けた最初のレッスンで歌のテクニックの70%が下半身が占めると思いなさいと仰っていましたっけ。

ということで、とにかく、下半身、下半身、下半身に対する注意をされていました。

これは先生曰く、イタリア人の歌手にも同様のことを指摘されるようで、この下半身のコントロールによって歌を歌えるようになるにはたくさんの時間が必要だと仰っていました。(習得が難しいという意味です)

知れば知る程、ああ確かに…と思うことですが、分かれば分かる程に喉や歌う時に解放感を感じる訳で、とにかくトレーニングだ!と思うばかりです。



以上のことが全ての歌手に対する話だとすると、今から話す点はもしかすると大体の日本人に共通する問題点なのではないかと私は思います。

もちろんイタリア人の歌手であっても注意しなければならない点ですが、これを克服するのに難しさをより感じるのは日本人ではないかということです。

(その理由として私が考えるのは「日本語」です。言語による体の働きが体の使い方に大きく影響していると考えます。)

今回の受講生の大半に共通していた点は、顎が堅い、自由にならない、簡単にいえば顎に力が入る。

これってご自身の先生から注意されたことがある方も多いのでは?

この点のせいで喉が締まってしまうケース、よくあります。

結局、顎を緩める(リラックス状態にする)のも喉を開ける(喉をリラックスした状態にする)のも、下半身に到達する訳ですが。



さらに、声を飲んでしまうというケースもよくありました。

これをすると声が自分には良く聴こえるんですよね。

なので歌っている本人にしてみればかなり安心感がある。

でも、こうやって歌うと広い劇場では後部座席まで声は届きません。

じゃあ、どうすればいいのか。

結局は下半身に戻ってくるんですよね。



もちろん、下半身以外にも色々と別に思考が必要ですが、一に下半身、二に下半身…と言う感じで、改めて下半身を良く使うことを学びました。

教える時にもこうしようとかいろいろ考えさせられましたね。



それと、「リラックスをする」ってどういうことなの?ということを今一度思い浮かべるのもいいかもなと思います。

先生や我が主人(二人共にイタリア人)を見ていて思いますが、日本人である私は休みの取り方がまだまだだと思います。

休みだけでなく「思考」の形も。

要するに「頑張る」のはいいけど、頑張りすぎるのは…、と思うのです。

「過ぎる」ってことをもう一度見直した方がいいと思いました。

…「過ぎる」「顎が固まる」って、なんか通じていると思いません?

その辺りもじっくり考えて、見据えて、噛み締めて、でもリラックスしながら楽しんで、吸収していきたいなって思いました。



私が一番好きなリューです。


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声楽プレミアムマスターコース終了!

2014年12月01日 | 声楽マスターコース

マニフィカ カンタービレ声楽教室


前回ブログを更新したのが11月11日…随分とご無沙汰をしてしまいました(汗)

ご無沙汰をしていました間にイタリアよりMaddalena先生をお迎えし、声楽プレミアムマスターコースによる個人レッスンを開催していました。

開催前には私が産休で長い間お休みさせて頂いていたこともあり、生徒さんが集まるのかなと心配していましたが、たくさんの方に集まって頂きました。

そして先生も大変褒めて下さったのですが、来て下さった生徒の皆さんがとても真摯な姿勢でレッスンに臨んで下さいました。

ですので、私は横で通訳を務めさせて頂きながら全てのレッスンに同席させて頂きましたが、とても勉強になりました。

受講生の皆さんには大変ご好評を頂き、次回の開催を強く希望して頂き、また、熱心な生徒さんの姿に先生には今回勉強したことを皆さんが忘れない間に再来日したいです、と言って頂き、嬉しさいっぱいです。

少しレッスンの雰囲気が伝わりますでしょうか。

Maddalena先生のFacebookに写真や生徒さんがコメントを残して下さっていますのでよろしければご覧下さい。こちら


楽しそうでしょ?

レッスンとは別で京橋組と生駒組でそれぞれにお食事もご一緒させて頂きましたが、Maddalena先生と色々とおしゃべりも楽しんで頂け、私としても満足のいく今回となりました。

次回のブログでは、全レッスンを通して見て感じたことを書きたいと思います。


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