マニフィカ カンタービレ声楽教室
どういった経緯だったか忘れたんですが、(たぶん本屋さんでたまたま目に付いたとかそういうことがきっかけだったと思うんですが)さとうみつろうさんの本「神様とのおしゃべり」が面白かったので、本人の話も聴きにいくことにしました。
ここのところ、気になった物にはとにかく挑戦するというか、やってみることにしています。
それでですね、結論を言いますと、ものすごく面白かったです。
ずっと笑いっぱなしといっても過言ではない。
たぶんこれだけでも元気になると思います^^(話の内容うんぬん関係なく)
知らなかったのですが、この方はスピリチュアル系に分類されているようですね。
席が隣になった方が講演会に誘いたい人がそれを理由に断るからなんとか説得したいんだけどとか言ってました。
でも、実際に話を聞いた私は「スピリチュアルなん?」と言うくらい、その分類を知らなかったら気が付かない感じでした。
というか、一冊程度読んだだけですが、ホーキング博士の本を読んだことがありまして、それと照らし合わせて考えるに、彼が言っている内容がスピリチュアルなんかなーという気がするんですよね。
物理に関して勉強していらっしゃるご様子です。
(でもブログのタイトルが「笑えるスピリチュアル」でした。ブログの中もスピリチュアルの文字がいっぱいだった・笑)
で、やれることはやってみるということで、私、心屋さんのBeトレの時も握手の列に並んだんですが、今回もやってきましたよ。
たぶん小規模の講演会だけなんじゃないかなーと思うんですが、今回は講演会参加者270人とハグをするというので、その列に並んでみました。
これだけ言うと怪しいって思う人もいるかもしれませんよねー(苦笑)
でも怪しい感じは全くしてなくって、ものすごく日常に接したいい方をすると、ご縁があってこの場に集った人同士なので、ご縁をもっと結びましょー的な感じでしょうか。ご縁よりも巡り合わせの方がしっくりくるかな?
確かに仕事の場などでも握手をするのとしないのとでは話運びが変わるっていうことも言われますが、人にとってこういうスキンシップ込みのコミュニケーションというのはものすごく大切なようですね。
で、ハグって家族以外、あんまりしないんですが、やってみましたよ。
やってみるもんですね。
初めて会った人とハグってイタリア以外ではやったことないよ~って感じですけど、改めて思いました。
「握手じゃなくてハグしてみて分かることってある。」
せっかく本人に会いに行くんだから、当日をより堪能する為に私は予習と言わんばかりに彼のブログも読んでいたんですけどね。
文章からは、なんだろう、一番私にダイレクトに届く彼の印象は明るくてテンポのいい人。
或いは、結構こういうことも言っちゃうんだーということも言う人でした。(一般的に気にする人が多そうな発言というところでしょうか。)
だけどハグして感じたことは、「この人、めちゃくちゃ優しいやろうな。」ということです。
まずこの印象です。
文章からはこの印象は感じませんでした。
そして、すごく温かい人であることも分かりました。
たぶん繊細な人でもあると思います。
で、擁護する訳ではありませんが、どうも、このワークショップの前にブログの炎上があったようで。
胃が痛いとお話の合間にも冗談まじりに言ってました。
ブログで起こった事の理由として、彼が悪どく見える側面があったから炎上したのでしょうが、悪いことを考えて行ったことではないんだろうなと、彼をハグした私は思いました。
という、ハグだけでこれだけの情報と思考が巡りました。
すごいな、スキンシップって。
そういえば、私がイタリアにいる私の先生に出会った時も最初にハグしました。
その時の印象って今でも覚えているんですよ。
温かくてふんわりで甘い感じです。(匂いではなりませんよ。すごく女の子な感じです。)
先生って背がでかいし(高いというよりもデカい・笑)、結構ハッキリ物を言うし、私を振り回すんですが、でも中身はこういう人なんですよね。かわいらしいところがあるんです。
こういうのがあったから、最初のレッスンでも変な緊張をしなかったんですよね。
今回のことでこういう記憶も思い出されました。
やりたいことをやったり、やってみたいと思ってやったことは良かったって思えたり、できないことがあってもそれで良かったり、それが良かったり、とにかくいい時間を過ごさせてもらった、いい出会いであったと思える素晴らしい時間でした。
人って会ってみないと分からないし、会わないと分からないから面白いんだな^^
追記:
彼がピアノでカノンを演奏するんですが、その感想も少し。
確かにプロピアニストの腕じゃないけど、でも改めて思いました。
技術は大切だけど、技術は技術だ。
すごくいい演奏でした。(「演奏」と言っていいのか分かりませんが)
あの音が「あの人」なんだろうなぁ。
…私の声が私の全てを物語っているということを今更ながら実感(苦笑)