大阪・京橋 カンタービレ声楽教室
今まで取り組めなかったタイプの曲に挑んでいる生徒さんがいらっしゃいます。
以前の状態では無理に声を出してしまうだろうと思ってセレクトしなかったのですが、今ならきっと冷静に体を使って歌って下さるだろうと思い提案しました。
出せない音があると、ついつい息で押してしまいがちですが(息の量を増やすというか)、息のスピードは上げても無駄な息は使わない、言葉で書くと簡単ですが、やるのが難しいこの点を、生徒さんはしっかりと理解して実行してくれました。
私もイタリアで先生に言われましたが、「いい体の使い方をした時にその人本来の声が分かる」という瞬間でもありました。
どんな曲に挑戦したいと思ってらっしゃるのかな。。。
この声ならどんな曲がいいかな、と考えるのもなかなか楽しいものです。
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もう2月ですね。
花粉が飛び始めて、私は目に症状が出始めましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
年末から最近にかけて、学生時代からの発声の課題について、「お、これは１つ階段を登ったな。」という成果を見出された方がいらっしゃり、すごく嬉しかったです。
これだっていう声を出された時の生徒さんの晴れやかな表情にも、やっぱり心弾みます。
若い時に身についたことを変えていくのは本当に大仕事です。
でも、その課題に向き合って、壁を乗り越えていく生徒さんを見てると、私も前向きな気持ちになります。
その方の持つ自然体の声は、本当に美しいと思います。
自分の役目は、その声を見つけたり、磨いていくこととも言えるかなと思っていますが、その声が聞ける時、いい仕事だなって思います。
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