大阪・京橋 カンタービレ声楽教室のブログ

レッスンの話題を中心に書いています。

発音について

2024年07月01日 | レッスン

京橋 カンタービレ声楽教室


皆さんは歌う時にイタリア語の発音についてはどのように考えていらっしゃるでしょうか?

以前にイタリア語の歌詞の発音をイタリア人の夫に聞いてもらった時のことですが、自分が歌う曲の中でも完成度が高いものほど、「直すところないよ」と言ってもらえました。

逆も言えて、綺麗にイタリア語の歌詞を読めるとかなり歌いやすいはずです。

随分と昔の話になりますが、私が声楽を学び始めた頃や大学時代でさえも、イタリア語はローマ字読みをすればいい!なんて感じでしたが、全然そうではないです。

音が違います。

イタリア語を綺麗に話せると歌うのに本当に役に立ちます。

 

※7月と8月の初回レッスンの受付をお休みいたします。

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自分の声質を知る大切さ

2024年05月01日 | レッスン

大阪・京橋 カンタービレ声楽教室

 

プロフィールにある通り、10数年以上歌えなかった状態から脱却したという私の経験を知って、発声に課題を抱えた生徒さんが当教室の門戸を叩いて下さることがあります。

その課題を抱える方で、自分の声質を知らない、或いは違った風に認識していて難しくなっている場合があります。

私も例に漏れず歌えない時期はこの状態でした。

私はソプラノレッジェーロですが、最初にメゾソプラノと判断され、そのように声を出してきました。

例えばですが、メゾソプラノといえば、それはそれは豊かで厚みのある声を想像しませんか?

当然本人も豊かで厚みのある声に適した曲を歌っているわけですから、そういう声を考えて発声もしてしまいます。

…バイオリンでコントラバスの深みを表現しようっていう感じでしょうか。

ちょっと無理があるように思いませんか?

自分という楽器を知らない為に苦労されていることがあります。

私は皆さんに自分という楽器(の良さ)を知ってほしいと思います。

ご自身の本来持って生まれた声というのは、本当に美しく素晴らしいものです。

 

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整理が必要

2024年04月01日 | レッスン

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4月ですね。新年度が始まり忙しくされているかたも多いと思います。

かく言う私も目まぐるしく時間が過ぎていって、やっておきたいことがあるのに取り掛かれていないのですが、おそらく頭の中が整理できていなくて追いついていないんだろうなと感じています。

レッスンでもある手順で動作をして欲しい時に、手など体を使って手順を表現してもらうことがありますが、頭の中でうまく整理が出来ていないと難しかったりします。

それはそれとして、私生活では私は頭の整理と、休みを使って家中の整理がしたいです。

家族全員分の家の整理に頭が追いつきません笑

 

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2、3年後に分かることもある

2024年03月01日 | レッスン

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生徒さんがすごくいい事を言って下さったので、ここで共有したいと思います。

「以前に言われた時は分からなかったのですが、今頃になって言われていたのはこの事だったんだと気がつくことがあります」

このように仰る方がいらっしゃいました。

これってものすごく大切で、レッスンなどで何かをアドバイスを言われた時、「なぜ言われているかわからない」とか、時には言われたこと自体に納得いかないこともあると思うんですが、そのアドバイスを却下、或いは聞き流す前にちょっと待って欲しいんです。

今、分からなくても、2年後、3年後に参考になったり、後で「なるほど!」となる時があります。

人にはとっても便利な機能(言葉)がありまして「保留」というものがあります。

「受け入れられない!」と頭に浮かびそうになった時など、白黒つけずにひとまず保留。

頭の中にポッケないないです。

捨ててしまったら思い出すことさえありませんが、こうしておけば本当に必要な時に「こんな道具(情報)を持っていた!」と役立てられます。

脳みそはたくさん保管ができるので、一つや二つ、保留事項があっても大丈夫です。


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挑戦

2024年02月15日 | レッスン

大阪・京橋 カンタービレ声楽教室


今まで取り組めなかったタイプの曲に挑んでいる生徒さんがいらっしゃいます。

以前の状態では無理に声を出してしまうだろうと思ってセレクトしなかったのですが、今ならきっと冷静に体を使って歌って下さるだろうと思い提案しました。

出せない音があると、ついつい息で押してしまいがちですが(息の量を増やすというか)、息のスピードは上げても無駄な息は使わない、言葉で書くと簡単ですが、やるのが難しいこの点を、生徒さんはしっかりと理解して実行してくれました。

私もイタリアで先生に言われましたが、「いい体の使い方をした時にその人本来の声が分かる」という瞬間でもありました。

どんな曲に挑戦したいと思ってらっしゃるのかな。。。

この声ならどんな曲がいいかな、と考えるのもなかなか楽しいものです。


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