マニフィカ カンタービレ声楽教室
しばらくぶりのブログです。
実はコーラスのお手伝いで今月1日にコンサートに出ました。
これまた久しぶりのコーラスで、一緒にあーだこーだ言いながら曲を作り上げる楽しさを味わいました。
そんな活動の中で声についての考え方を聞く機会があり(コーラスのメンバーではなかったのですが)、ただただ「声」と言っても人其々にその捉え方は違うのだと改めて感じました。
私は、「その人自身が持つ声が一番」という風に考えていて、レッスンを例に挙げて言うと、癖だとかで本来出せるものが出ない状態なのを解消していきたいと考えるのですが、人によっては「好きな声」を求める方もいる。(テノールなのにバスバリトンも頑張ってしまう…といった感じです。)
私という基準で考えると首をかしげたくなる意見だったのですが、でも、自分の基準が全てではないですし、新しい物差しに出会う機会だったのかなと思いました。
お話を聞いていると、なんというか、それもまた一つの人生だなぁと感じたというか。
ちょっと分かりにくい話で私も上手に書く自信はないのですが、でも、人其々に求める物が違うということを認識しておくことは、教えることを仕事にする限りはとても大切なことだなと思いました。
そうなんですよね、歌と言っても、どういう方向に満足を求めるかは人其々に違うんですよね。
それと、声について悩んでいる人は少なくないんだなーと、これもまた思いました。
これについては、私はもっと自分自身の歌の実力を更に更に磨く!と強く思いました。
やっぱり歌えることで分かることはもっともっといっぱいあると思うのです。
自分が歌うのが好きだっていうのもあるし、私は教えるのも好きなので、どっちの面からしてもすごくやる気を湧かせてもらいました。
と、そんなようなことを考える機会があったり、コーラスという大学卒業以来かな…というくらい久しぶりにちゃんと練習してのこの機会はなかなかに新しい気分がしました!
いつもと違うことをするのもとってもいいものですね♪