大阪・京橋 カンタービレ声楽教室のブログ

レッスンの話題を中心に書いています。

イタリアでのレッスン日記(2)

2010年12月10日 | イタリア・声楽レッスン日記(過去編)
マニフィカ カンタービレ声楽教室



Mixiでマイミクさんを対象に書いたイタリアでのレッスン日記ですので少々言葉も緩んでいます。

勉強を始めたばかりの頃のレッスンです。




※閲覧上のご注意:表現方法の違いがあったり、私個人に対するレッスン内容なので万人に共通する内容ではありません。

同じことを言っても言葉というのは時として180度ま逆のことを意味することもありますので、その辺りはご了承の上でご覧下さい。




さて、二回目のレッスンの状況をご報告致します。
前半は発声を中心に、後半はコンコーネ25番の1番を歌いました。

では、発声から。
前回お話した口蓋に舌を付けて発声というものをしてから、
(これで声が生まれる位置を確認する、
でもどこかにポイントがあるという感覚は×)
iやeの発声に移動させました。
この時、「NGIH」というのを使いました。
日本語でいうと「んぎ」って感じです。

皆さんも注意されたことがあるかと思いますが。
とにかく位置をずらさない。
これが大切。
で、同時にしっかり支える、と。

それと力まない。

イメージのお話もしました。
音は上に、
ホッペは前に、
あごは下に。

でも気をつけないといけないのは、
下にしようとするのではなく、力が抜けたから下に行くってことです。

これは前に言われたことですが、
ホッペ以上は生きてて、以下は死んでる感覚。
イタリア語で言った方がピンとくるので書いておきます。
vive e morto、なんかそんな感じしません?

その他箇条書きにします。
①いつも空気を動かし続ける。
(とめると声も喉もみんな硬くなる)
②音が出たらすぐにリラックス
(音を捨てる、離す、といったイメージ)

今Veneziaでお祭りがあるんですが、
仮面で目を鼻だけ覆ったタイプのものがありますが、
そこだけが楽器のようになっているイメージで。

で、開けられるところは開けまくると。

風通しをよくしないと(笑)
歌った後スッキリですよね、鼻の後ろとか。

コンコーネは楽譜がないと言いにくいのですが、
そうですね、
高い音を発声する時ほど用意を十分にする、
つまりその前でしっかり開けるとこ開けて慌てて発声しない。

イタリア語だと「lungo」ですむんですが…なんていうんだろ・汗

イメージはゴムです。

高い音を出す前にしっかりゴムを伸ばして、支えて、
針の穴を通すイメージで…

で、出たら空気を動かす、或いは音を捨てるイメージ。

音楽と発声と、その他もろもろ。
完璧に全てを同時にこなすのは大変、でも楽しい(^^)



今回はここまで。
次回の宿題で新しい曲をもらいました。
Sposa son disprezzata
です。実は大学時代にちょっと歌ったことがある曲です。
(1、2回だけなので歌詞は全くで曲もうろ覚えでした。)
今、この歌詞を歌うのはどうなのさって感じですが、
(理由は次回に☆)
いいですね、こういう曲も☆
で、Zerlinaを次回かその次ぐらいから練習するかもです。
Susannaはどこにいったのやら。
まあ、どちらにしても勉強しなきゃいけないんですが。





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