私が小学校の時は両手を前で合わせた状態で前かがみになり、背中のバランスを見るという方法でしたが。
でもこれって結局、外から見て分かるようにならないと判別がつかないので、しないよりましで、早期発見にはつながりにくいのですね。
その点、モアレ検査は外見に現れるより前に引っ掛けることができるので、検査としては格段に性能がよくなっているのですよ。ということで、ぐいぐい押されるのはちょっと我慢しよう。(パンツは…同性の検査師さんにあたる配慮を、せめて)
で、外見上云々、ということもありますが、内臓に負荷がかかったりと、本来曲がらないものが湾曲する弊害はやはりあるわけで。
もちろん病気などの原因がはっきり分かっている側弯症もありますが、この場合は原因の特定できていない「特発性側弯症」。
今は早期発見されれば矯正器具をつけて歪みの進行を止めたり、仮に湾曲がひどくなっても外科的に治療することもできます。
湾曲もどんどん進行する場合もあれば、「ネェ」のようにある程度の所で止まってしまう場合もあるそうで、じゃあ、なぜ進行する子と止まる子が出てくるのか、も分からないんだそうで。
癌や心臓病のようにどんどん人が死んでいかないから、後回しだったんでしょうね。
「ネェ」の遺伝子がお役に立つことを祈ります。