小咄・72 お上がり？

　２cm高い「ネェ」からならともかく、20cm低い「チィ」から服の類をもらうようになるとは思ってませんでした。

　ま、はく時ちょいときつい所があったり縫い目跡は足につきましたが、縫い目が裂けそうとか、脚がボンレスハム状態とかは無かったですね～。レギンス、伸びますから。

　他のものは、さすがに無理です・・・。

衰えがひしひしと

　歳を重ね、理に適っているといえばそれまでなのですが。

　あっさりしたものならいいのかというと、それでも一度にたくさん食べられなくなってきていて、ぶっちゃけた話、ばーさん化してきていると・・・。

　まだうら若き乙女のころ、両親がこういうことを言いだして「ふーん」と他人事のように聞いていましたが、今は実感を伴って分かります。分かるんです。分かるのはいいのですが・・・今の私の歳は、こういうことを言い出した時の両親の年齢より若いはず。

　うーん・・・。

小咄・71 お年頃

　・・・かな？

　スカートはミニが多いので、役に立つのかどうか。でもスパッツはいているのは分かりますし、ショーパンよりは見えてる部分は少ないか。とりあえず、一人で電車に乗る機会があまりないので不具合はないですが。

　フィギュアみたいな体型は、思春期になっても相変わらず～。

下の子の特権？

触るやいなや、見事な背負い投げが決まるような姉でなくてよかったと感謝しなくては、ですぞ。

どちらにしても私からすれば、めんこい娘～。

小咄・70 楽器と同時に・・・？

　10年ぶりに動かした床は、くっきりとピアノの跡を残しています。35年以上、自分専用だったものが永久に無くなってしまった事はやっぱりちょっと寂しいです。手元になくても実家にはずっとありましたからね。でももう、どこにもないのです。

　年数的にも、通常の調律だけではなくオーバーホールに近い手入れが必要(と、全く繋がりのない調律師さんが三者三様口をそろえておっしゃるのでそういう時期なのでしょう)で、それも含め維持費を考えると今後の使用頻度から鑑みて我が家には高級品と判断。オーバーホール代でメンテフリーの電子ピアノに買い替えた次第です。古いピアノなのですがしっかりしたものを両親は用意してくれていたみたいで、思ったよりも高値が付いたので、ランクは低くてもクラビノーバ。

　家族全員で使って、また新しい価値がこのピアノに生まれれば、今度は「私」のピアノではなく「家」のピアノになるのです。