このブログは「中年おじさんの散策」2の継続版です
この企画は 私が引率します sosamu@ya2.so-net.ne.jp
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20210212 久喜 梅
埼玉県久喜市上川崎
旧渡辺多門家のタブノキ
上川崎村の旧名主渡辺多門家跡の入口にある2本のタブノキです。
渡辺家は、江戸時代の地誌『新編武蔵風土記稿』の幸手領上川崎村にその由緒が記されています。先祖は幸手領主の一色直朝で、その長子である義直は家康より幸手領5000石を安堵されました。その弟の政義はこの時に農民の身分となり、上川崎に土着して渡辺を名乗るようになったといいます。名主階層を代表する屋敷が存在した往時をしのばせる姿です。
樹高19メートル・目通り(地上から1.5メートルの高さ)3.95メートル、樹齢400年と伝えます。
渡辺家出身の人物として、渋沢栄一の秘書的な役割を果たした渡邊得男(わたなべとくお)がいます。また、詩人・評論家として活躍した安積得也(あづみとくや)は、母方の実家である渡辺家で幼少期を過ごしました。桜田小学校や近隣の小中学校の校歌の作詞なども手掛けています。
埼玉-1397 うおきゅう(魚肴房)