このブログは「中年おじさんの散策」2の継続版です
この企画は 私が引率します sosamu@ya2.so-net.ne.jp
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20210303 久喜 (河津)桜
埼玉県久喜市下早見
久喜下早見の住宅
久喜駅西口の提燈祭り通りと市役所通りとの交差点近くにお堂があり、地元では観音堂と言っています。
このお堂の近くには銅製の地蔵菩薩坐像(じぞうぼさつざぞう)があり、この像の後ろに、明治32年(1899)の「藤原堂由来記」と、平成6年(1994)の「記念碑」が、並べて建てられています。これらの石碑を参考にして、この場所の歴史について紹介します。
今から三百年以上も前の元禄元年(1688)、近所に住んでいた藤原某の娘は子どもの頃から病弱で、年頃になると亡くなってしまいました。両親は、たまたまこの地を訪れていた江戸増上寺の高名なお坊さんにお願いをしてお堂を創建し、正観世音菩薩像を寄進し、娘の冥福と人々の利益を祈りました。このお堂は、藤原堂と言い、当時評判を呼び、多くの人がやってきました。