桜桃忌

破滅型の人間に憧れる。

芸術に携わる人間はある種そうあるべきだと思うから。

そう、自分にはないものに憧れるのである。（笑）

太宰治「人間失格」。

これも破滅型人間が主人公の小説だった。

読んでいて痛いくらい。

でも、とても魅力的なお話しだった。

あとがきの、

「私たちのしっている葉ちゃんは、とても素直で、よく気がきいて、

あれでお酒さえ飲まなければ、いいえ、飲んでも、・・・・

神様みたいないい子でしたよ。」

彼と濃密に関わった人間のこの言葉で・・・・

葉ちゃんは救われたかな。

そして、読んでいた俺も救われた。。。

来週の19日は太宰治の誕生日であり、遺体の発見日でもある。

この日は桜桃忌（おうとうき）と知られていて、今でもお墓には

多くの方々がお集まりになるようだ。

そして、6月19日は小鉄ソロライブ「BOMBSHELL」の初日。。。。


太宰治生誕100年の新聞記事を読み・・・

「走れメロス」しか読んでいない事に気が付き・・・

こりゃまずいな・・・と、数冊購入し・・・

太宰を読んだ事実は・・・

偶然なのか。

enoue