「心の眼」

たまにはクラスレッスンのお話。

レッスンに必要なのは身体だけ。
他には何もいらない。

パントマイムは無言でのコミュニケーション。
絶対的に必要となるのが「想像力」。

人間にはこの想像力なるものが生まれながらにして備わっている。
別け隔てなくね。

でも…鍛えなきゃ、使えるようにはならん。
基本的な鍛錬は「見る」「聞く」「触れる」そして「読む」。
このような体験を通して基本的な想像力は鍛えられる。

パントマイムはここから始まる。
想像力を駆使して、身体表現として成立させなきゃいかんのだ。
表現すべきイメージを心の眼で見て…動きを組み立て、構築していく。
一部の隙もなく。

隙があるとさ…見ている人の（観客）想像力を触発させる妨げとなるからね。

なんでもそうだけどさ…いろんな経験をすることって大事なんだよ。
それが、それぞれならばより良いんだ。
組み立て方なんて何通りだってある。
表現なんてものの答えは一つじゃないからさ。

SOUKIのクラスレッスンは「心の眼」を鍛える場なんだ。
そして、表現するために身体を「組み立て」、「構築」する場でもある。

でもって、使用する「身体」を鍛える場なのは言うまでもない。（笑）

写真は昨日のレッスン後。
みんな良い表情してるでしょ？！(^_^)v

スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一