つれづれ社労士ノート 千葉県柏市の社会保険労務士 川村由里子です。

マラソンやゴルフを楽しむ体育会系思考の社労士です。社労士業もマイペースで走り続けます!【事務所所在地:千葉県柏市】

THE・年更(その八)

2007年05月17日 06時19分58秒 | Weblog
ついに「その八」まできましたが、

実務のほうは、実はまだやり残しがあります。

申告書が遅れて届いて、集計そのものは簡単なのですが、
ちょっと置いておいてしまっています。

それも含めてあと2件監督署へ持っていけば
今年も無事完了となります。


さてさて、年更においてこだわっていることです。

①できるだけ安くしたい!

 もちろん、過小申告という意味ではなく
 合法的にトク!をしたい、ということです。

 例えば、建設業の工事で、土木業がメインの会社でも
 年間の工事を見てみると、案外土木意外の作業も
 やっていたりします。
 (~の取り付け工事、除草作業など)

 そんなとき、すかさず?安いほうの料率に
 振り分けます。
 全部まとめて土木!にするほうが、計算は簡単では
 あるのですが、実態がそうであるなら
 少しでも安くです。

 それから、今年初めてあったことですが、
 休業中の社員に賃金がが支払われている
 ケースがありまして。

 ギリギリのところで気づいて、賃金総額から引きました。

 「休業補償費」は労務の対償ではないので、
 厳密に言うと「賃金」ではないのです。


②集計結果を書面で示す

 きちんと計算しましたよ!ということを知ってもらい
 安心してもらうために、個別の会社でも
 「賃金等の報告」(事務組合では必須のもの)を
 作ってお渡しする場合があります。

 労災、雇用保険別に、また月別の人数も入っているので
 計算結果が一目瞭然ということ。

 
 それから、これは完全にオリジナルだと自負している
 のですが、「過去3年間の推移表」を作っている
 ところもあります。

 建設業さんなどは、番号が3つもあるところもあるので
 効果的だと思っています。
  ・年間3回の納付合計が分かりやすい
  ・過去の請負工事や人件費の推移が分かる
  
 

そんな何かしら書面を持参し、
「今年は途中で人を増えたからその分高くなりましたねぇ。」

などと、軽くコメント付きで、申告書をお渡し。


年更って結局は膨大な事務作業。
それがあまり好きではない私にとって
お客とコミュニケーションできる材料作りとして
頑張ってる感じです。


残りを片付けて、早くスッキリしよう。