はかせ社労士 ぼちぼちお仕事中!

社会保険や働き方にまつわる「よもやま話」をご紹介します。
(扱う法律の内容は概要です)

その15~支えあい

2009-07-23 | ものしり社会保険
 年金や健康保険、雇用保険など(労災保険の支払いは雇う人のみ)
保険料を払えるヒトが払いつつ、今すぐ手助けが必要なヒトを助ける制度は
社会保障」 とよばれています。

 制度のためのおサイフは、
保険料のほかに、クニからの税金によってもまかなわれています。

たしかケンポウには、

 クニは「社会保障…の向上及び増進に努めなければならない

と書いてありましたね。

 今すぐ手助けが必要なヒトも、かつては保険料を払っていたわけですしね。
このような制度は 「拠出(きょしゅつ)制」 とよばれています。

 自分が払った以上の手助けを受けることもありえますし
(長生きしたり大手術をしたときなど)、その逆もありえます。
貯金のように貯めた分を使いきったらオシマイ(「積立(つみたて)方式」)ではなく、
そのときどきに必要なヒトが、今はそうでないヒトに助けてもらう仕組みは
賦課(ふか)方式」 と呼ばれています。

 だからいつでも安心して暮らせるわけですね。
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