大介日記

磐田ボニータスタッフが綴るページ

天皇杯代表決定戦コメント

2011-08-30 11:46:58 | Weblog
(監督コメント)

スルガカップを制し天皇杯・決勝大会の出場権をかけホンダFCと対戦した。
格上の相手だけに主導権を握られると厳しくなるので我慢強く戦うなかチャンスを伺った。前半戦の中盤に差し掛かり徐々にボールが動く様になり、左サイドに展開されたボールを長崎が貯めを作ってから後方にサポートの矢部に預けると矢部が内側にカットインして思い切り良く打ったシュートがゴール右隅に吸い込まれ待望の先制点が生まれた。その後もピンチは招くもののカウンター気味に攻撃を仕掛け、矢部からのくさびパスを片山が佐野大夢にレイオフしワイドの長崎に展開、そのままペナルティーエリア付近でリターンを受けて相手のチャージに転倒、こぼれ球を近くに居た佐野幸正が力まずに左脚で流し込んで追加点を奪う。
しかし前半の終了間際に反撃の口火となる失点をしてしまい後半はホンダ怒涛の攻撃を受けることになる。1点差は微妙だったが逆に危機感が生まれ何回も最後のところを全員で守った。このディフェンスの頑張りが長崎の芸術的な3点目を導いたと言っても過言ではないだろう。
3‐1の勝利!ここのところ練習試合でも勝てなかった相手だけに集中、我慢、勝利への意欲などメンタル面での成長が感じられた。
改めて試合を大きく左右する両ゴール前での仕事、特にフィニッシュ場面では“決定力”可能性ある枠内シュートの大切さを思い知らされたが、常に意識させて取り組んできたので成果が垣間見えた試合でもあった。
この貴重な経験をこれから始まる天皇杯の決勝大会や後期のリーグ戦に活かしてほしい。

天皇杯の1回戦は4日に、東海リーグ(後期)は10日からスタートする。

天皇杯代表決定戦

2011-08-27 14:15:06 | Weblog
スタート

         浅野

  池田  河本 大石翔  佐野大

       蔭平 矢部
  佐野幸         長崎

       大澤 片山




前半9分、バイタルから外をつかれシュートを打たれる。

前半13分、左からチェンジサイドのボールが佐野幸に渡るがオフサイド。

前半14分、蔭平から走りこんだ佐野大へスルーパスも通らず。

前半15分、ホンダ左コーナーキック。低い弾道で伊賀のシュートはキーパー浅野の正面。

前半17分、オフサイドから素早いスタート。左サイドの長崎が相手DFと1対1。
サポートに来た矢部にパス。
ドリブルで中へ入りこみシュート。
ゴール右隅に入り、1対0。

前半21分、河本から左サイドの長崎へロングフィード。
大澤とのワンツーからシュート。

前半28分、左サイド長崎から走り込んだ佐野大へ。こぼれたボールを佐野幸が左足でシュート。
ゴール左隅に突き刺さり2対0。

前半32分、左サイド深い位置から牧野がクロス。新田がシュートを放つがポストに当たり助かる。

前半37分、右サイドから佐野幸がドリブルで入りこみ、コーナーキックを得る。

前半38分、バイタルから左サイドに入り、ディフェンスとキーパーの間への早いクロス。
ヘディングで押し込まれ失点。
2対1。

前半43分、左サイド入り込まれショートクロス。
伊賀のショートをブロックしてコーナーキック。


前半終了。2対1。

選手交代
蔭平→濱嶋


後半15分、最終ラインのミスからシュートを打たれるも、浅野の好セーブ。

後半20分、選手交代
大澤→目黒

後半28分、左サイド目黒が流れてクロス。
佐野幸が左足でシュート。

後半33分、ゴール前に運ばれるが、浅野の体を投げ出したセーブ。

後35分、右サイドから無回転のシュート打たれるが浅野がセーブ。

後半37分、片山とキーパーのこぼれを長崎がシュートするが、枠外へ

後半38分、左サイドで長崎が2人を置き去り、キーパーの頭越えのシュート。
3対1。

後半40分、右サイドからクロスを上げられヘディングシュートを打たれるも浅野の正面。

後半41分、選手交代
片山→村田

交代42分、相手のパワープレーで落とし、拾われシュートを打たれるがポストに助けられる。

試合終了
3対1



スルガカップ決勝

2011-08-22 18:55:18 | Weblog
(成嶋監督のコメント)

スルガカップの決勝。勝てば県のタイトルを獲得し天皇杯静岡県代表決定戦へと駒を進める。
対戦相手はShizuoka藤枝MyFC。立ち上がりは前方への蹴り込みが多くみすみすボールを相手に献上してしまう悪い流れだったので声をかけて落ち着かせた。徐々にボールとプレイヤーが動き出し先制点を奪い主導権を握る。後半には滅多に観られない大澤のヘディングシュートで追加点。あとはリスクマネージメントをしながらゲームをコントロールして終了。全体を通してばたつき感をなくし落ち着いてやることをイメージしたい。まだまだイージーなミスが多くクオリティを高める必要がある。
一つのタイトルは獲得したが天皇杯本戦出場には代表決定戦でホンダFCに勝たなければならない。
普段のトレーニングで積み上げているものを実践でトライできるか…が鍵となるが観ていて面白い緊迫感のあるゲームを披露したい。


(選手コメント)

タイトルがかかった試合で相手は藤枝MYFCということで難しい試合だったが勝つことができてよかった。
前半の流れが悪い中で先制点がとれ、後半にセットプレーから追加点が取れたので落ち着いて試合を運ぶことができた。我慢しなくてはならない時間帯も多かったが集中力を切らさず無失点で終えることがてきたことも大きかった。しかし、修正点や課題も見つかったので土曜日の代表決定戦に向けてしっかりとつめていきたい。そしてみんなで勝ちにいきたいと思う

大澤悠二

石川遠征最終日

2011-08-18 23:03:03 | Weblog
こんばんは(^-^*)/

今日は石川遠征最終日。
順位決定戦、対阪南大学でした。
予選と違い、90分ゲーム。
阪南大学は、個のポテンシャルも高く、気持ちのこもったプレーのできるチーム。
そんなチームにBチームがトライすることができる…。
とても楽しみでした。

立ち上がりから、押し込まれる時間が多く失点を許しますが、すぐ取り返し1対1。
そのまま後半に入ります。
後半に入ると、同じようなシュチュエーションから村田が2ゴール!
3対1と突き放します。
疲労感が漂う阪南大学でしたが、ここから猛攻が始まります。
1点を取られ3対2。
警告2枚で一人退場者が出て、数的優位にも関わらず劣勢。
終了間際にもクリアミスから失点し、3対3でPK戦へ。
運よく5対4で勝つことができました。

とても良い経験と、沢山の課題をもらうことができました!


両ゴール前での質、勝負へのこだわり…。

改めて感じることができた試合でした!

石川遠征

2011-08-17 19:28:07 | Weblog
こんばんは(゜▽゜)/

今日は、Aチームと入れ替わり、石川遠征2試合をこなしました。

初戦の同志社大学。
自分たちから、積極的なアクションがおき、主導権を握る時間が多くありました。
しかし、1番肝心となる相手ゴール前。
シュートを打つのか?パスを選ぶのか?さらにしかけていくのか?
その決断とその質が低く、なかなか得点ができません。
後半に入り、相手ペナルティーエリアでボールを失いのカウンターを受けて失点。
PKをもらい、同点に追いつきましたが、注意してあったセットプレーからの得点を許し、1対2での敗戦となりました。

2試合目の順天堂大学戦。
コンタクトの強さ、切り替えの早さ、守備時の役割を複数持つなど、相手のパワーに圧倒される前半。
そんな中、1試合目同様セットプレーから失点。
凌ぐだけの前半でした。
後半には盛り返し、相手が少しずつ悪い距離感になった中で主導権を握り、決定的チャンスを作り出すも得点できず。
逆にヘディングクリアが小さく拾われてシュート打たれる。
0対2で試合終了となりました。

やはり、厳しい試合をこなしているのとこなしていないないという差がでた2試合。
静産大の選手は小柄ではありますが、いいプレーができる選手が揃っているはず。
Bチームの選手たちは、この差をどうやって詰めていくのか、これからが楽しみです。


ストレスのかかる試合環境を準備することはなかなか難しいところ。

後は普段のトレーニングの量と質をどう上げていくか?

僕の仕事でもありますが、選手たちの意識レベル(これでいいのか?もっと厳しく!その中で楽しみたい!)が上がっていくことも必要なこと。

まだ明日1試合残っていますが、積極的なトライをして磐田に帰りたいと思います。

8月がそれぞれ成長できる月になることを祈ってに…。

ミニ国体

2011-08-17 00:03:26 | Weblog
こんばんは!

13、14日に、山口国体出場をかけた、東海ブロック大会がありました。

まずは初戦の愛知県選抜。
名古屋レディースと豊田レディースのディフェンスラインに、大体大と日体大の中盤ライン。
そして、椙山女学園のストライカーとスピードある選手との組み合わせの2トップ。(GKはボニータの美春です!)

思っていた以上にいいチームでした。

前半は、攻守ともに3ラインの距離感が悪く、3バックのサイドスペースをつかれる展開。
守るゴールに向かい走ることの多い時間でした。
そんな中、椙山女学園のストライカーにぶっちぎられて失点。
0対1で前半を折り返します。
前半の修正点を全員で確認し、平野里菜(藤枝順心)を投入。
彼女の武器であるスピードを活かし、背後へ抜け出し同点。
延長へ突入。
互いにチャンスがある中で、再び平野里菜がゴール!
2対1で勝利して、決勝へ駒を進めました。

決勝は三重県選抜。
なでしこリーグ、伊賀くの一の選手で構成されています。
選手たちは、そんな相手にも臆することなく、立ち向かってくれました。
結果は0対1で負けてしまいましたが、それぞれの役割をしっかりと果たしてくれ、好ゲームになったと思います。
負けという結果は、非常に残念ですが、その責任は全て僕にあります。
本当に、選手はよく走り、時には体を投げ出して頑張った。

15名のメンバーでのトレーニングはたったの3日間。
短い時間でしたが、こちらの意図を汲みながら、精一杯のトライをしてくれ、ミニ国体の2日を加えた5日間で成長を感じることができました。
できれば、このメンバーで、山口国体までやりたかった…。
これが本音です。


監督である僕と、選手の間に入りパイプ役になってくれた選手が2人います。
ボニータの寺田玲子と、清水第八の金城若菜。
グイグイ引っ張っていくタイプではないけれど、本当によくやってくれたと思います。
感謝!!

短期間ではありましたが、とても良い経験をさせてもらったし、選手たちも今後に繋がる栄養をもらえたのではないかと思います。

とても暑い日でしたが、すべてのスタッフの献身的な協力と、沢山のスタンドからの応援。
嬉しく、そして頼もしかった。
『静岡!』
という声は、今でもハッキリと覚えています。
そして、静岡の代表として戦うという重みを、今実感しています。

まだ、負けた悔しさは消えてはいませんが、更にステップアップするためにも努力!努力!努力!ですね!
(選手を気持ちよく派遣してくれた、各チームの監督さん。ありがとうございました!)


また、国体の写真をアップしたいと思います!




今日は、午前中に東農大との練習試合を終え、石川遠征に来ています。
予選リーグはAチームが戦い、2勝1負。
明日から決勝トーナメントになります。
こちらの様子は、また明日お伝えします!

積極的トライ

2011-08-11 09:55:22 | Weblog
こんにちは!

6時頃は爽やかな気候ですが、7月すぎるとジリジリとした気候に…。
夏バテには要注意ですね!

昨日は、Bチームメンバーはとても貴重な経験をしました。
エスパルスサテライトとの練習試合。
Aチームはスルガカップ最中ということで、回ってきたチャンス!

静産大サッカー部は、とても恵まれた環境です。

昨日はエスパルス、その他にも、ジュビロ、ホンダ、グランパス…。

トッププレイヤーと試合をする機会がよくあります。

しかし、ただ試合をこなすだけでは時間の浪費にすぎません。

限られた時間の中で、どんなトライをしていくのか?

そこが重要だと思います。

いいプレーを肌で感じるだけでなく、攻守に渡りチャレンジしていく。

パス1本とっても、どこへパスするのか?
横や後ろへパスすることは誰でもできます。
(効果的な横パスではなく逃げのパス)

守備において、ひまわりのように(夏なんで)ただ 立ってるだけではボールを奪うことはできません。

少しでも、プロ選手を困らせてやるぞ!

そんな気迫、気持ちがほしいです。

例えトライをして、ミスをしたとしても、それは必ず自分の栄養になるはず。

間違いないと僕は思う。

積極的トライがミスになり、それらをミスにしないようトレーニングしていく。
そんな毎日にしていきたいですね!

立秋!

2011-08-10 08:49:13 | Weblog
おはようございます!

一昨日は立秋でした。
立秋とは、ニュースでも伝えられていましたが、秋の気配が出てくること。
また立秋が暑さのピークでもあるので、これから少しずつ過ごしやすい気候になり、少しずつ日も短くなるのでしょう。


8月は遠征など、スケジュール盛り沢山ですが、男子部はスルガカップ最中。先日は藤枝市役所を破り、藤枝MYFCとの決勝戦を迎えます。
天皇杯出場をかけた、ホンダFCとの代表決定戦にチャレンジできるよう、選手たちは頑張ると思います。そして、暑いからこそ頭をフル回転し、よく走ってもらいたいと思います。



女子部は8月末から、チャレンジリーグがスタートです。


そして、8月もうひとつ楽しみなこと…。

13、14日の2日で、国体東海ブロック大会があります。
東海4県で優勝すると、10月にある国体へ出場することができます。

昨年のメンバーから一新し、ボニータ中心でメンバー構成しています。
チャレンジリーグで沢山の経験をして成長を続けるメンバーに、L2で100試合以上出場し経験豊富な金城、先日行われた、全日本高校女子サッカー選手権で活躍した、藤枝順心、常葉橘の選手たち…。


準備期間は短いですが、5、6日で行った合宿では、お互いをよく知り、国体出場という目標に全力を出し切る!という想いを1つにできたのではないかと思います。

彼女たちは、それぞれ良い持ち味を持っています。

チームですべきベースを明確にしながら、一人ひとりの素晴らしさをピッチ上で表現する。

そうすれば、面白いサッカーができるだけでなく、国体出場という答えがでてくると信じています。

彼女たちは、それぞれのチームで、質の高いトレーニングを積んでいますから、どんなことにも臨機応変に対応できるはず!

初戦は、愛知県選抜。

1600KO、鈴鹿スポーツガーデン。

お盆中で、遠いですが、沢山の応援をお願いします!