京都市美術館で開催されている 「フェルメールからのラブレター展」に昨日行ってきました
17世紀のオランダの日常生活が垣間見える 風俗画がたくさん展示されています
識字率の高いオランダでは 出版はもとより 手紙のやりとりも多かったらしく こうした風俗画に手紙を読んだり書いたりする女性が描かれたようです
フェルメールの絵画にも 画中の壁に掛けられた絵や 召使いや かきつぶした手紙など 中心の人物の表情や視線やしぐさだけでなく 至る所に物語が隠れていて 想像をめぐらせるのが楽しいです
フェルメールブルーとよばれる ラピスラズリをつかったウルトラマリンの青は 独特の青で 配置といい バランスといい なにもかもに引き込まれていきます
風俗画がほとんどですが 一点だけ エドワード・コリエルのだまし絵があります
新聞・羽ペン・封蝋・手紙などの静物画が壁に一体となるように描かれています (今回は額に入っていましたが・・・)
これも必見
会期は 10月16日まで 是非一度 本物をご覧ください
昨日はゆったりと見れましたよ!