ディーリア・オーエンズさんの「ザリガニの鳴くところ」
2019年 アメリカで一番売れた本 500万部突破
ノース・カロライナ州の湿地に住むカイアという少女は6歳で家族に捨てられ、たったひとりぼっちで孤独に耐えながら自然の生き物を友達として生きていた
村の人々には「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれていたが、兄の友人テイトが読み書きを教えてくれたり、船着き場の燃料店のジャンピンや妻のメイベルがお古の服を分けてくれたりした
ある時、湿地で男の死体が発見された
村の人々は皆、カイアに違いない!と考えるが…
貧乏な地域に住む人は誰もが良からぬ人であると偏見の目で見て決めつける
心痛む小説でした
読み初めからずっとカイアの心に寄り添い、自分が湿地に住んでいる感覚で読み進みました
あっぱれ!なエンディング
世界中の人を惹きつける小説です