11月15日
大嘗祭が恙むことなく終えられたことの報に接し、冷え込んだ神社境内がまるで元旦のような空気に感じられました。昔の新嘗祭が霜月の卯の日に行われていたことと、その日が丁度冬至あたりであったことを踏まえますと太陽の恵が一番小さくなったときに、鎮魂とともに太陽の力(恵)の復活を願うという意味も込められていたのではないかと思います。
一世一代の大嘗祭について、たくさんのお金を使用してもったいないという記事などを見ますが、日本という国が一度も滅びることなく世界で一番長く続いていることは、神話で示された約束「天壌無窮の神勅」が今に続くことの証であって、神々を祀り称えることで誓約が守られるのならばミサイルや軍用機の製作費用と比較してみても決して高くはないのではないでしょうか(ただ、杉の白木でつくられたものの建築費用が高いというのは専門家の意見を聞いてみたいものです)
天壌無窮の神勅「豊(とよ)葦原(あしはら)の千(ち)五(い)百(ほ)秋(あき)之(の)瑞穂(みずほ)国(くに)は、是れ吾が子孫の王たる可き地(くに)なり。宜しく爾皇孫就(いましすめみまゆ)きて治(しら)せ。行矣(さきくませ)、宝祚(あまつひつぎ)の隆えまさんこと、當に天壌(あめつち)と窮(きわまり)無(な)かるべし」
葦原の限りなく瑞穂が実るこの国は、わが子孫が王となるべき地である。皇孫よ、行って治めるがよい。天地のあるかぎり、永遠に栄え続けるだろう。
今日は午後から七五三.15日に相応しい衣装をみることができました。ご朱印参拝2名
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11月23日 午後1時半 大嘗祭奉祝新穀感謝祭
午後2時半頃 芋煮会