3月28日
ちゅーピーカレッジクレド教室
神話編の続き
五伴緒神と他の神様の違い
実は、御現身と御霊体と相違がある
本居宣長は『古事記伝』で、まず五伴緒神について「五伴緒と云るは、石屋戸段に見えたる如くに、此神たち各掌(つかさど)れる職ありて、其職々の部族を帥(ひきい)る長(おさ)神なればなり」とし、添え神については、「其現御身(うつしみ)降し給ふには非ず、【現身は高天原に留りて、天照大御神に仕奉給ふ、】皆其御霊實(みたましろ)【今御霊實と云は、御霊の託(つけ)る御體(みかた)を云、下皆同じ、俗にいはゆる神社の御神體なり、】を降し給ふなり、・・・五伴諸神は、現御身なる故に、此次に各某氏之祖と注したるを、此三柱は、御霊體(みたまがた)なる故に、子孫をば挙ず、ただ其鎮座す處を注せり、此等を以て、現身と御霊との差別あることを覚るべし」とあり、登由宇氣神等も御霊實として、この区別について注意を促しています。
難しいかもしれませんが、この違いを神道人は理解していなければならないと思います。
人も皆、亡くなると身体は黄泉の国に行き二度と会うことはできませんが、魂はこの世に留まっているということです。亡くなった人を思い出したり、祈ったりすれば、その魂はそばによってきてくれます。顕幽一体が神道の考の1つと思います。
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※祭典は、どなたでも参列できます。神社ファンの方、是非、参列経験をしてみましょう!ご希望の方は、御一報いただければ幸いです。
4月 1日 午前10時 月次祭
4月 3日 神武天皇祭遙拝式