コマンド・コントロールの落とし穴

2008-09-17 23:53:31 | Dog★Life

この落ち着いた表情、穏やかな雰囲気。


その犬、犬種ごとに当然ながら性格が違うので一概に括る事は出来ませんが…。
ティオにはこの状態をキープさせる、
こうしていられる状況、環境を作り、与えてあげる事が優先テーマです。

目を三角にして、姿勢を低く構えたボーダーコリー独特の姿勢、
雰囲気で日常茶飯事過ごさせる訳にはいきません

持って生まれた気質、性格を変える事は叶いません。
それを矯正し、考え方を正しい方向性に導き出し、
向けてあげる事が飼い主のテーマのひとつになります

ショータイプのボーダーコリーはワーキング系とは資質が違い、
早ければ3~4歳で落ち着き払ってしまう個体もあるそうです。

血筋が違うから仕方ないのかもしれません
ティオはペットタイプのボーダーコリー、今後そうなるのかもね。
常に全力、頑張るといった気質ではないし。


コマンドによるコントロールも同じ。
ティオは一見するとかなり忠実にムーヴィングすると、
一般の人には見えると思います。

でも、正直まだまだ表面上の物だけでしかないと思ってます。
トレーニングでティオの根っこの部分に触れた場合、本性が顔を出します。

いけない事、ダメなんだと自分を抑えられる一線を
超えるとキャパオーバーになります。

先日もマジ噛みされたし(汗


さすがにこればかりは許されないので、久し振りに厳しく叱りました
その後、目を醒ました様でしたが…。

「我慢にも限度がある」というのは人の解釈。
限度を超えたから人を噛んで良い、歯を当てる、とはならないでしょう。

そういう状況をつくらない様にするというのは予防策であって根本的な改善になりません。
フードやトリーツでコントロールするのは手法が適切ではありません。


この根っこの部分を矯正していかないと
本当の意味でのコマンドコントロールは実現できないんでしょうね。

とは言え。。。

ただ単に厳しく叱るばかりでもないし、
叱ってばかりでは何も生まれませんし始まりません。


上手く行かなくて困っている人って、
実は多いんじゃないかなぁって思います。


スワレ、マテというものが形で決まれば良いと言うものではないので…。





しっかり向き合い、一緒に頑張ろう
コメント
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