私に平穏という言葉はないのだろうか?
ここには書かないでいたが、自分の事でも色々な事があった。
今回は猫である。
さっき、動物病院に連れて行った。
私は動物にはあまり入れ込まない人間だが、飼ってみれば、たかが猫、されど猫である。
私は最近、物事をいつも最悪になった場合の事として考えるようになった。
まあ、悪く言えばネガティブ思考。
決してポジティブではない。
その事がやっぱり最悪であれば「あぁ、やっぱりな?」で済むし、
逆に良い方向で済んだのであれば、それは倍返しでラッキー!な事と思える。
天国から地獄はもう嫌である。
猫は一般に抱っこを嫌がるたちだが、2、3週間前あたりから胸のあたりを持って、
抱っこをするとかな切り声を出して、痛がるように嫌がっていた。
おかしいな?とは思っていたが、普段は飛び回っているし、食欲も普通に旺盛だ。
今日再度確認したのであるが、ちょっと猫ちゃんの胸の肋骨のあたりにしこりがあった。
しこりは硬そうでコリコリして、触るとやはり痛がる。
「あ~、これは癌だ。悪性腫瘍だ。手術だ。余命半年だ」
医者に見せる前にそう思った。
自分も我慢はする方じゃないので、早速動物病院に連れて行った。
先生曰く、簡単に見ただけで「これはスコティッシュホールド特有の遺伝性骨形成異常症、骨軟骨形成不全ですね。
大丈夫ですね。悪性腫瘍なんかじゃないです。心配いらないです。」と簡単に言われた。
それで終わりである。
胸がスーッとした。
最悪のことを想定していたので、この病気の事はさておき、安堵の気持ちである。
スコティッシュホールドの遺伝性骨形成異常症の事はこの猫を買って飼う前から知っている。
調べて、一時悩んだ。
耳が垂れていないので、大丈夫かとも思った。
スコティッシュホールドを飼う事はリスクがあるのだ。
これも人間のエゴの犠牲である。
これ以上、大きくならない事を願う。
ネットで再度調べたら、いいことは書いていない。
幸い胸のあたりなので、日常生活には支障がない。
触らなければ良いのだ。
足の骨に出来ると大変らしい。
ビッコ引いてるのは私だけで良い。